SENNHEISERから発売されているXSW-D INSTRUMENT BASE SETを買ってみました。
XVIVEのXV-U2から一気に広がったかのように感じる小型ワイヤレス機器の中ではサイズから考えると割と高額な部類に入る機材になると思います。
とは言いつつ、XV-U2は所持していないのでXV-U2と比較的近い価格帯のNUX B-2と比べつつレビューしてみようと思います。
本体形状は楕円形になっていてストラトのシールドジャックにも問題なく挿すことができます。延長ケーブルが付属しており、これを利用することでワイヤレスをギターに直接接続せずに距離を離すことができます。見た目の問題もありますが、本体に近づけすぎるとノイズが発生してしまう一部のギターなどに対応する場合に役に立ちそうです。
付属の延長ケーブル、柔らかくて作りも良いです。この延長ケーブル単体で販売してたら欲しいです。
音質比較
自分で録音を聞いてみて、絶妙にわかりにくいとは思いましたが、一応比較してみたので参考に添付しておきます。わかりにくいサンプルで申し訳ない。
1つ目がNUX B-2、2つ目がXSW-D、3つ目がシールド(free the tone CU-6550STD)です。ラインで録音したものをそのままだと音量が小さすぎて聞こえないのでノーマライズしています。
完全に好みの話かもしれませんが、CU-6550STDが音の輪郭が一番はっきり感じられる気がします。シールド恐るべし。B-2は聴き比べるとだいぶ平坦な音になっているなという印象でした。XSW-DはCU-6550STDに近い音の印象でワイヤレスですが十分健闘しているなと思いました。
ただし、これはあくまでライン直の話で、この後歪み系エフェクトやアンプを経由するとほとんど違いは感じられませんでした。
一部レビューでセミアコで利用する場合にはXSW-Dがオススメと記載されているのを見たのですが、確かにライン直の音の質感はシールドに近いイメージだったので納得出来ました。