購入したエフェクターに関する備忘録です。
今は持ち運びの利便性に負けてLine6 Helixをメインで利用し、さらに最近はアンプを利用せずにライン出力で使っていますが、当時はいつも使うアンプのRoland JC-120で音はエフェクターで作っていました。
改めて振り返ってみると、エフェクターの不思議な魅力に惹かれて結構な数のエフェクターを購入しているのだなと思います。既に手放してしまったエフェクターが今となってはほとんどなのですが、写真が残っていたものは一緒に載せてあります。
インターネットで簡単に憧れのアーティストが使っているエフェクターが調べられるので、基本的に好きなアーティストが使っている物を自分で使ってみるのが間違いないと思います。
結果的にアナログエフェクターの数が多いです。なんとも言えないローファイ感が好きなのと、キレイに使っていれば大幅に値崩れしない所も魅力です。
回路図もインターネットで検索すれば見つかりますし、代表的なエフェクターは自作キットも販売されている時代ですから、自分で作った自分だけのエフェクターを手に入れるのも楽しいです。
音の良し悪しは、言葉では伝えることが難しいですが、周波数的にだとか、クリアだからとかではなくて、自分にとって好きな音か、そうでは無いかという事なので、繰り返し聞いた楽曲のリフだったり、好きな子の声だったり、十人十色で良いのだと思います。
OverDrive
KORG OVD-1
紆余曲折あって、結局手に入れたOVD-1です。発売からかなりの年月経過していますが、デッドストックが入手できました。一時期2台使っていました。写真でしか元々見たこと無かったのですが、実物はBOSSのコンパクトエフェクターと同じくらいの大きさがあります。OVD-1のクローンペダルをいくつか所持しているのですが、実機といったいどのくらいの音質差があるのだろうかと気になっていたのでいつか手に入れたいと思っていました。
Free The Tone GIGS BOSON OVERDRIVE
Free The Toneのオーバードライブです。ディストーションに近い音も出せます。手に持つと分かる高級感がFree The Tone製品ってある気がします。センスいいです。
筐体も見た目より軽くてよく考えられています。Gain BoostをONにするとかなりディストーション寄りの歪んだ音も出す事が出来ます。
B-pick工房 CLONE OVER DRIVE OVD-1
KORG OVD-1のクローンペダルです。YOUTUBEでKORG OVD-1との比較動画があったり、インターネット上で調べてみる限り評判が良かったので購入してみました。KORG OVD-1とYAMAHA OD-01は回路が近いらしく、この選択が切り替えスイッチで出来るバージョンを購入しました。
過去販売されていたケースにはKORG OVD-1まんまの模様が描かれていたのですが、本機は黒一色です。ケースの印字は印刷ではなくシールが貼ってありシンプルですが若干チープさを感じます。KORG OVD-1と音の比較してみましたが、殆ど聞き分ける事が出来ないくらい同じ音が同一設定で鳴ります。OVD-1自体結局自分の場合は気になって購入してしまいましたが、OVD-1に関してはクローンペダルの方が軽いし小さいしもちろん入手もしやすいので割り切って購入するなら全然アリなクローンだと自分は思います。
このクローンペダルはよく出来ていました。
タッキーパーツ CLONE OVD-1
もともとBOOWY時代の布袋さんが利用していたエフェクターがOVD-1だったということをインターネットで知った後に購入したエフェクターです。その後数種類のOVD-1を買いましたが最初の一台です。
パーツセットを購入して自分で半田付けして作りました。
そもそもOVD-1の実機を使った事が無かったので比較のしようが無かったのですが、音的には初めて作ったエフェクターですし、愛着もあり気に入っています。
肝心なKORG OVD-1との音の比較ですが、環境にもよると思いますが、聞き比べてみたところ、殆ど聞き分ける事が出来ないくらい同じ音が出せることが出来ました。個体差あるかもしれませんが、自分所有のKORG OVD-1のTONE5にするところをCLONE OVD-1ではTONE3にするとほとんど同じになりました。
値段を考慮すると十分購入検討に入ると思います。
Distortion
PROCO RAT
こちらもいくつかのRATクローンを経て、購入したRATです。最近Retro-Sonic Distortionが非常にお気に入りでよく使っていたのですが、このRATとRetro-Sonic Distortionの音を比べてみたところ、まったく聞き分けられない音が作れました。Retro-Sonic Distortion改めて優秀なクローンだと思いました。ただ、エフェクターは音だけでなく見た目も大事ですからね。やはりここぞって時にはオリジナルの方を使っていました。
ポット・デイトから86年前後に作成された個体でした。30年以上前に作られたものとしては非常にキレイな状態です。ディストーションが好きなら、是非一度は手に入れるべきだと思います。
PROCO RAT2
高校生の頃に購入したエフェクターです。
今はなき藤沢BOWで買った思い出の・・・と思ったら、いつの間にか復活していて驚きです。高校入学祝いに買ってもらった初めてのギターも藤沢BOWでお買い上げしたのですよ。
当時の自分には扱い慣れなかったのですが、今になって改めて良さに気付きます。センターマイナスの一般的なアダプタではなく、3.5mmミニプラグ用変換アダプタが必要です。
BOSS MT-2 Metal Zone
こちらも高校生の頃に購入したエフェクターです。多分一番最初に買ったのはこのエフェクターだったんじゃないかと。とりあえず歪ませる事が出来るとても優秀なメタル一直線の音が出せます。
Free The Tone QUAD-ARROW DISTORTION
モダンなDISTORTIONで、弾いていて心地よい音がします。音も大きく、またよく歪みます。よく考えられたエフェクターだなと思い知らされます。明るく元気で現代的なディストーションだと思いました。
見た目よりとにかく筐体が軽いです。
Retro-Sonic Distortion
RAT1を忠実に再現したと言われるエフェクターです。最近になって自分の中での評価が上がった機種で、太く、そして甘い素敵なディストーションサウンドが味わえます。
KORG DST-1
KORGのディストーションペダルです。RAT2に音は近いんじゃないかと個人的には思っています。これも中古ですごく状態の良い物が入手できました。
JAM Pedals Rattler +
JAM PedalsのRAT系ディストーションです。若干ですが現代風アレンジの効いたRATみたいなイメージです。LM308AHというオペアンプが使われています。Retro-Sonic Distortionと比較するとこちらの方が歪みの粒が細かい印象です。倍音も良く出て弾いていてとても気持ちの良いエフェクターです。
塗装が割りともろいのでそのうちボロボロと剥がれるのだろうなと不安に思いながら使っています。
6 Degrees FX R3 Distortion
これまた評判の良いディストーションペダルでRATを意識したペダルだという事です。弾いてみたイメージ、Free The Tone QUAD-ARROW DISTORTIONをちょっとダークにした感じの音だと思いました。QUAD-ARROW DISTORTIONよりも音の塊感はこちらの方が強いかなと思います。
通常筐体とは別にダークになっていて、エフェクトをONにすると本体下部に赤い光が灯ります。パーツの配置がすごくキレイで、半ばそれを見るためだけに買った気がするペダルです。直近ライブで使ってみましたが、見た目もさることながら、しっかりしたディストーションサウンドが出せて、やっぱりよく出来てるなと思いました。
Z.Vex Double Rock!
元々Super Hard Onの20周年記念モデルが欲しかったのですが、日本で取り扱いが無さそうなのと、海外からZ.Vexとの契約上直接輸出出来ないと連絡をもらったのでSuper Hard Onも組み込まれているというこちらを購入してみました。BOX OF ROCKに近い構成ですが、各Chに切り替えスイッチが搭載されていて、1台でSuper Hard On、Super Duper、Box of Rock、Distortronが楽しめるペダルです。Super Hard Onは自作も難易度低いようで盛んなようですが、個人的にはZ.Vexのエフェクターといえばやはりハンドペイントだろうという事で本家を選びました。本当はもっと全体がラメラメした個体が欲しかったのですが、見つからずこちらを買いました。そのうちラメラメしたものを見つけたら購入検討してみます。
非常に扱いやすく、ブースターとしてもディストーションとしても使えて音も良いお勧めエフェクターです。
Fuzz
6 Degrees FX FamiComp (Limited Run – 2nd batch)
ファミコンの音が出せるという事で購入。外観もなんだかファミコンのコントローラを思い出すデザインです。思ってる以上にファミコンな音が出せます。ただ、どちらかというと見た目でのコレクション向けかなと思います。
ZVEX Effects Fuzz Factory 7
Fuzz Factoryが欲しいと思っていたのですがオリジナルのFuzz FactoryはACアダプタが使えないとの事で、調度タイミング良く売りに出ていたFuzz Factory 7を購入。こちらはACアダプタが利用出来ます。通常版はまねきねこの絵柄なのですが、こちらは夜の名古屋城がモチーフなようで、金のシャチホコが描かれています。Zvexらしく塗装も艶々しています。
ゲルマニウムトランジスタには1956年Amperex社製N.O.S.のHolland 2N280というものが使われているのだとか。発振音も絶妙でクセになる独特な音です。ワイヤレス機器に接続した状態で利用したところ、音は若干変わりますが発振もするし、少し優等生な音になった印象はありますが個人的には全然問題無く使えそうです。
エフェクターボードにマジックテープで貼り付ける際、そのまま貼り付けると裏面のペイントが剥がれてしまいそうでなんだかもったいなかったので、別途1590BBサイズ互換のケースを買って裏蓋のみそちらを利用しています。1590BBサイズなのでピッタリはまるので出来るだけキレイに使いたい人にはいいと思います。
Compressor
Empress Effects Compressor
演奏に合わせてレベルメーターが動的に動くのにしびれて購入したコンプレッサーです。実は一度売却したのですが再度購入してしまいました。
自然なコンプ音から、圧縮全開の音まで幅広い音作りが出来ます。大きめの筐体ですが、とにかくLEDランプがカッコいいです。
また、見た目より重量は軽いです。
Free The Tone Silky Comp
Free The Toneのカスタムラインのコンプレッサーです。バランス良い音で高品質なのは間違い無いです。設定可能な幅も広く、使いやすい印象です。
本体デザインもセンスが良くてお気に入りです。
KORG CMP-1
こちらも結局中古購入したKORG CMP-1コンプレッサーです。状態もそこそこ良いと思います。
音が少しこもった感じに聴こえるのですが、それが結果として音が太くなった印象を与えている気がします。中古市場でOVD-1よりもCMP-1の方が相場的には入手しやすい価格帯な気がしますが、入手出来るなら自分としては後述のエフェクターと悩む場合があれば、むしろこちらを入手しておいた方がオススメです。
KORG CMP-1の中身はこんな感じです。
B-pick工房 CLONE CMP-1 COMPRESSOR
KORG CMP-1のクローンペダルです。個人的には所持しているKORG CMP-1と比べてみるとこちらの方がクリアに出力されている印象です。ただ、音の再現度としては自分の購入ロッドで言えばそこまで高くないかと感じました。HiFiスイッチ搭載でさらに音をクリアに変化させる事が出来ます。こちらは体感出来る音質の違いがあります。
BOSS CS-2 Compression Sustainer
BOOWYのLAST GIGSで利用されたとされているBOSSのコンプレッサーです。過去のBOSS製品にある控えめなエフェクトのかかり具合はBOSS CE-02を使った時の感覚に似ています。KORG CMP-1と比べるとこちらの方がコンプレッサーらしい音がします。カッティングはCMP-1と比べてこちらの方がメリハリが付いて弾いていて心地がいいと思いました。
Chorus
MXR Analog Chorus
実はMXRのエフェクターって今まで一つも使った事が無くて、初めて買ったMXR製のエフェクターです。透明なコーラスサウンドから極端なサウンドまで幅広い音が作ることが出来ます。スイッチャーを使っていると全然問題無いのですが、個人的にはエフェクターを経由した時のバイパス音があまりしっくりきませんでした。逆に音を丸くしたい場合にはあえて使ってみるのもいいかもしれないです。
BOSS CE-02
アナログコーラスが欲しくてWEBでお勧めエフェクターを探してみて評判が良かったので入手。
中古品なのでだいぶくたびれた感はありますが、現役です。
個人的にはかかっているかかかっていないか程度の薄いコーラスが好きです。
Delay
Free The Tone FT-1Y FLIGHT TIME
マイク内蔵でテンポに合わせてBPMを調整してくれる驚きのディレイです。本体にマイクが取り付けられていて、そこから演奏をリアルタイムに読み取りPBMを変更してくれます。音も素晴らしくクリアですが、なんというか耳触りが良いです。見た目も8セグメントLEDが多用されていてカッコいい。基本的にパッチ操作はプログラマブルスイッチャー側から行っていますが、単体で利用する場合パッチ変更がちょっと複雑なのと電源が12V電源が必要なので考慮が必要です。
TC Electronic Flashback Mini Delay
スマートフォンから設定する事で多彩なディレイ音をセッティングする事が出来るディレイです。この小ささでディレイとしてしっかり動作するところはさすがです。色々な音色が作れるのですが、本体に記憶出来るディレイのパターンが1つしかないのがちょっと残念ですが厳選したパッチを1つ選びましょう。この多機能さでこのコンパクトさはあまり見かけないと思います。ペダルボードが空いていて、スキマに何か入れたい!と思っていたら、飛び道具系の音も出せますし良い候補になると思います。
Reverb
DIGITECH RV-7 Stereo Reverb
BOOWY時代の布袋さんが使っていた通称ヒューワー音と呼ばれるエフェクト音が出したくて購入しました。
本来はYAMAHA SPX90というラック機材を利用されていたらしいのですが、それだとペダルボードに収まらないのでこちらで代用しました。ダイヤルをリバースにする事で利用出来ます。
筐体が大きいのと、少し重いですがその重厚感がそのまま高級感に繋がっているかなと思います。
DIGITECH Polara
RV-7から現在はこちらに変更しました。通称ヒューワー音をこのエフェクターでも出す事が出来ます。普通のリバーブとしてもクオリティ高いと思います。
スイッチはRV-7より押しやすくなっていると思います。筐体はコンパクトですが、見た目軽そうですが、結構重量あります。
YAMAHA R100
1988年発売のハーフラックのエフェクター。こちらもいわゆるヒューワー音を出すために購入しました。オリジナルはSPX90という機材なのですが、SPX90は1Uサイズなので持ち運び困難なため、似た機能を搭載している R100を利用する人も多いみたいです。オークションサイトや中古機材店で数千円で販売されているので買って試してみるのも良いと思います。
Octaver
KORG OCT-1
OVD-1を入手してからハマッたKORGのエフェクターシリーズのオクターバー。ディストーションペダルと併せて使うと、何ともいえない重厚感が出て素敵です。YAMAHA OC-01とほとんど同じ回路なのだとか。見た目的にこちらの方が好みです。
Looper
BOSS RC-3
高性能なルーパーです。ドラムパターンがいくつか内蔵されているので、どちらかというと練習用に使っています。客観的に自分の演奏を録音して聞くと、演奏の下手さに絶望出来ます。その後、改善しようという気持ちがうまれます。
練習には絶対お勧めです。
RC3自体がパソコンと接続すると外部ストレージ扱いになりWAVファイルを直接インポートしたり、演奏をエクスポート出来たりします。
TC Electronic Ditto Looper Gold
シンプルで見た目もカッコいいルーパーです。何気に買ったのが金の限定品でした。一人セッション、やってみると結構楽しいのです。
その他エフェクター
Empress Effects ParaEq
ずっと気になっていたイコライザーについに手を出してみました。ブースターとしても利用出来ます。筐体の作りがよく、高性能です。
Eventide H9 Harmonizer
MIDI搭載のスイッチャーを買った後にどうしても欲しくて買ったマルチエフェクターです。アルゴリズムをiPhoneから追加購入する事が出来て、モジュレーション系はほぼ網羅しています。結局MAX化するまでアルゴリズム買ってしまいました。良い商売です。
とにかく音がキレイで上品です。スイッチャーを持っているなら、空間系エフェクトはこれだけで十分だと思います。
MWFX Judder (Metal version)
飛び道具的なエフェクターが欲しくて直接海外サイトから購入しました。おそらく日本未発売だと思います。ボタンやスイッチがたくさんついていて見た目がとてもカッコいいエフェクターです。S3N MICRO FLUTTERをだいぶ複雑にしたものだと思ってもらえればよいと思います。youtubeに電子音源にこのエフェクターをかけている動画があるのですが、カオスな音でカッコいいです。ギターエフェクトとしてだけでなく、シンセ系にも使えるエフェクターだと思います。
筐体上部に印字されているシリアル番号は筐体毎に違っているようで、都度印刷しているとしたら、そうとう手間がかかっている気がします。
BOSS AC-3
アコースティックギターをシュミレートするためのエフェクターです。自宅用の小さいアンプで鳴らすと全然パッとしないですが、ROLAND JC-120等クリーンアンプで鳴らすとアコギの感じを味わえます。本来の使い方はラインアウトにエフェクトONの場合は出力するようです。そうするともっとアコギっぽい音が出せるのかも知れません。
S3N MICRO FLUTTER
スライサーのような不思議な音が出せるエフェクターです。グリッチエフェクターというジャンルらしいです。モーメンタリスイッチ搭載で踏んでいる時だけエフェクトがかかります。完全に飛び道具系ですが、弾いててすごく楽しいエフェクターです。
KORG MIKU STOMP
初音ミクがギターの音に合わせて喋るというギターシンセ的なエフェクターです。任意の歌詞をiPhoneアプリから登録する事で歌わせる事も出来ます。ただ、ちょっとしたフレットノイズでも検地して喋りだすのでちゃんと歌わせるのはかなり難易度高いです。あと、やはり若干の遅延があり、遅延を考慮して演奏するというかなり難易度の高い技を要求されます。
BOSS MO-2
「原音に新たな倍音をミックスして音に厚みと広がりを加えるエフェクト」と公式にある上下1オクターブの音を原音にミックスして出力させる事が出来るエフェクターです。デチューンを加える事でコーラス効果を乗せて音に深みを付けることも出来ますが、JC-120の空間合成コーラスとセットで使うとちょっとくどい感じでした。Electro-HarmonixのPitch Forkなんかだと、速いフレーズだとエフェクト音の遅れがかなり気になったのですが、こちらはエフェクト音に一切遅れた感じが無く、レスポンスが本当に速くて感動出来ます。
エフェクト音のボリュームも原音にかなーり小さく乗せる事が出来るので、本当にほんの少しだけ1オクターブ高い音を加えて自分にしか分からない華やかさを追加する事が出来る優れものです。
ワイヤレス
Line6 G50
超安定の定番ワイヤレスシステム。無線の有効範囲も60mとかなり広範囲まで通信出来る。電池では動作せず、9V電源が必要。数年間Free The ToneのPT-3Dに付いている500mAのOUTPUTで利用していましたがトラブルはありませんでした。100mAのOUTPUTだと流石に動作しません。
NUX NUX-B2
ギターのアウトプットジャックとアンプのインプットジャックにそれぞれ挿して利用出来るお手軽ワイヤレス機器。すごく安定して使えて、小規模ライブも含めて何度も使ったけれど、トラブルなく利用出来ています。
充電はMicro USB端子で行います。ギターに取り付けても目立たないしオススメ。
バッテリーは交換不可みたいなのでバッテリーがヘタってしまったら買い直しが必要だが、1年経った今も問題なく利用出来ています。
ちょっと詳しい解説ページはこちら。
BOSS WL-50
ペダルボードを持っているなら据え置き型のレシーバーがあると充電の手間が無くてものすごく快適です。WL-50はトランスミッターをレシーバーに挿すだけで充電する事が出来ます。必要十分とはまさにこの事を言うのでしょう。
BOSS WL-60
BOSSから発売されたストンプ型のワイヤレスシステム。一時期と比べて随分とワイヤレス機器も手の届きやすい価格帯になったなと思います。
低遅延と単三電池が利用出来るのでバッテリー消耗を気にしなくて良いのがメリット。送信機・受信機ともにプラスティック筐体なので優しく扱わないとすぐに傷付いてしまうかも。
Nux B2などと比べるとセッティングがちょっとだけ面倒臭い。
ちょっと詳しい解説ページはこちら。
マルチエフェクター
BOSS GT-3
こちらも高校生の頃に買ったマルチエフェクターです。この頃はオーバードライブと言えば、ちょっと物足りないディストーション程度にしか思っていませんでした。
このエフェクターは随分色々な場所に持ち運びました。当時本当はGT-5が欲しかったのですが、高くて買えませんでした。今となっては良い思い出です。
BOSS GT-1
色々持っていくのが面倒くさい時にさっと持っていけるエフェクターとして購入しました。小型でギグバッグにも入れられて、電池駆動するところが素晴らしいです。余計な物を持ち運ぶ必要がありません。自宅でもアンプシュミレータ代わりに良く使っていました。今後改善すれば良いなと思っている点としては、フットスイッチを踏んだ時にカチッとなる感覚が無いのでエフェクトが変わったか変わってないか感覚で分かりにくいところでしょうか。
ただ、自宅でもスタジオ、ライブでも使えてなおかつお値段もリーズナブルなので初心者にオススメするとしたら確実にこれだと思います。
LINE6 POD HD500X
30代を過ぎて、ギターを再開した際に始めに購入したマルチエフェクターです。結局のところは上手く使いこなせないまま、コンパクトエフェクターに走ってしまい現在に至ります。
マルチエフェクターに搭載されているエフェクターは、有名エフェクターをモデリングしたものが数多くあります。マルチエフェクターを楽しんでいるうちに、モデリングの元になったエフェクターの音に興味を持った感じです。
LINE6 HELIX
LINE6が本気出して作ったというマルチエフェクターです。
エディットは本体から、慣れると足だけで実行出来るらしいですがエディット用アプリケーションがあるので主にそちらを利用してセットアップしています。
また、USB接続すればオーディオインターフェイスとしても利用可能です。
少し前のライブで別のバンドのギタリストの方が使っていて、全然違和感なくいい音だなーと思えたので購入しました。持ち運びについては結局、重い事は重いですがある程度エフェクターを載せたペダルボードを持ち運ぶよりは軽いのでだいぶ運搬が楽になりました。
あと、セットアップと撤収の速度も大幅に早くなった気がします。
スタジオ練習も、自分のギターの音が少し聞き取りにくい事がありますがアンプを使わずにモニタースピーカーから音を出して特に違和感もなく快適に演奏出来ました。
また、モニタースピーカーから音を出力する場合、大抵のライブハウスやスタジオではステレオスピーカーなので空間系エフェクトが物凄く広がります。空間系エフェクトを多用する場合は、アンプから直接音を出すよりもメリットを感じるかも知れません。
アンプの音に包まれるようなギターアンプ特有の感覚は無いのですが、そんなのを感じてるのは演奏者本人だけらしく、他のメンバーからは聴きやすくて音もキレイと評判でした。また、JC-120を想定したアンプも搭載されていて、そこにBOSS CE-1をイメージしたコーラスをステレオで掛けるとJC-120にコーラスをかけたあの独特な感じも再現出来てJC-120ファンとしては嬉しい限りです。
ファームウェアアップデートでアンプやエフェクターの数がどんどん増えています。Line6の方には是非とも更新を末長く続けていただければと思っています。
Helix Nativeが100ドルで購入できるというだけの理由でこちらを購入したのですが、音は同じらしいので持ち運びが多いならより軽くてリーズナブルなHelix LTの方を検討する価値もあると思います。
ZOOM G3 Version 2.0
ちょっとした練習用にと中古で購入したマルチエフェクターです。外形寸法170(D)x234(W)x54(H)mmとすごくコンパクトでこれを使えばギターケースだけ持って手軽に足を運べる・・・想定です。
乾電池で6時間稼動する優れものです。現状の市場価格から考えると十分買いだと思います。
チューナー、ルーパーを備え、エフェクトも一度に6種類使えるのですが、個人的にはチューナーがもっと機敏に動くと文句無いです。
Neural DSP QUAD CORTEX
2023年6月現在もメインで利用している機材です。QUAD CORTEXのおかげでバンド活動時の荷物運搬が劇的に楽になりました。エフェクターのキャプチャーも可能ですが、標準搭載されているエフェクトがめちゃめちゃ優秀です。
Free the Tone HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System
Free The Toneが発売したアナログマルチエフェクター。
購入するべきか、ものすごく悩んだのですが、限定300台と生産数が少なく、これを逃すと手に入れるチャンスが2度と無い気がしたので思い切ってbeat crazyで購入しました。実機アンプを利用する場合はQUAD CORTEXよりもコンパクトにライブやスタジオ練習に持って行けそうですが、筐体が美しすぎて踏めない・・・。しかも、認定書に布袋さん直筆のサインが入っているのです。貴重です。
スイッチャー
FREE THE TONE ARC-3
経由させるだけでエフェクターの音が本当に良くなる不思議なスイッチャーです。8個のエフェクターをLOOP内に接続することが出来ます。フットスイッチが硬くもなく柔らかすぎもせずストレスを感じません。裏面のパネルに配線する箇所がかなり多いのでそれだけでワクワク出来ます。MIDI操作関連は説明書必須ですが慣れてしまえばパパっと操作出来るくらいシンプルに作られています。サイズは446(W)×138(D)×69(H)mm (フットスイッチ、ジャック等の突起物含む)です。
これを使っていると本当に大型のペダルボードが欲しくなります。
FREE THE TONE EFS-4
ARC3と同じ形の拡張スイッチ。モーメンタリーフットスイッチが4個付いていて、接続は汎用的な1/4インチ標準フォーン・ジャックなのでARC3と使わなくてもフットスイッチとして使えます。ただのスイッチなので電源も不要です。ARC3と一緒に使うと、プログラムモードで使っていると単発エフェクトのオン・オフを個別に実施する場合はEFS-4なりの外部スイッチが必要になります。
FREE THE TONE ARC-53M
ARC3の基本性能をそのままに小型化した経由させるだけでエフェクターの音が本当に良くなる不思議なスイッチャーです。5個のエフェクターをLOOP内に接続することが出来ます。ARC3同様フットスイッチが硬くもなく柔らかすぎもせずストレスを感じません。また、MUTEスイッチの場所が押しやすいです。左上のコントロールパネル部分はARC3よりもMIDI関連は分かりやすさがLEDが多い分向上している気がします。スイッチ間の距離はARC3と比べるとやや狭いですが踏み間違える事はありませんでした。ただ、隣接したエフェクターのスイッチを誤って踏んでしまう事は多々あったので狭いスペースに出来る限りエフェクターを詰め込みたい人は若干距離をあける等、工夫が必要です。
サイズは330(W)×92.5(D)×60.5(H) mm(フットスイッチ、ジャック等の突起物を含む)です。
ARC3との大きさ比較はこんな感じです。同じ幅があったら、そこにコンパクトエフェクターを1個程度の差があります。
MIDIコントローラ
Free The Tone MC-3
Quad Cortexの操作を補助するために購入。Quad Cortexの仕様でちょっと使いにくいけど、まあよしとして使っています。もっと多機能なMIDIコントローラと購入迷ったのですが、利用用途は現状限定的だったので、こちらを購入して正解でした。
他のMIDIコントローラがパソコンで設定するところ、MC-3はボタンをポチポチするだけで設定が完了します。素晴らしい。
その他
ジャンクションボックス
自作のジャンクションボックスです。1590BBサイズ互換のアルミケースを利用しています。
電気ドリルで穴を空けてジャックを取り付け、配線をハンダ付けしただけですが何気に市販品に無い利便性が出せて気に入っています。ケース上面にもマジックテープが貼ってあり、ここにいつもはLine6のG50を取り付けています。アルミケースの穴あけが手間ですが、それさえクリア出来れば作るのは簡単です。
基本的にはよくあるジャンクションボックスですが、Inputを2系統作っていて、シールドを使う場合はInputを、ワイヤレスを使う場合はInput2を使っています。Input用のジャックはスイッチ付きジャックを使っていて、シールドを挿すとInputの信号だけをSendから出力し、シールドを挿さない場合はInput2だけが有効になるのでワイヤレスがSendから出力されます。
Ctrジャックは外部機器コントロール用のOutputを想定して作っていますが、今のところ外部機器を操作するような状況にはなっていないので未使用のままです。
内部の配線もこんな感じでかなり簡素です。ペダルトレインに載せて使っています。
かなりの高さになりますがMONOのケースにもペダルトレイン2の純正ハードケースにもどちらにも収納出来る高さです。