iTunesのデータをDドライブに移す@Junction

最近Cドライブの空き容量が少なくなってきたと思ったら原因はどうやら最近ダウンロードして聞きまくっていたPodcastにあったらしい。

Podcastってのは無料のWebラジオみたいなもので、ストリーミングでそのまま聞いたり、MP3形式でダウンロード出来たりします。ラジオ放送局のホームページにいってみたりするとPodcast出来るMP3ファイルがたくさんダウンロード出来ちゃったりするわけですよ。しかも内容も結構面白いんです。

ちょっとした待ち時間とかね、暇つぶしには音楽よりもPodcastの方が僕の場合はあってたりします。

まあ、平たく言うとダウンロードしたMP3ファイルでCドライブがいっぱいになっちゃった。って事です。iTunesをデフォルト設定で使っていると、設定ファイルや保存したデータってのは

C:\Documents and Settings\%USERNAME%\My Documents\My Music\iTunes

に保存されます。今回はこのデータを別の容量に余裕のあるHDDにコピーしてCドライブの空き容量を確保しよう。って話です。

■Junctionでシンボリックリンクを作成する
Junctionというアプリケーションがありまして、このアプリケーションを使うとシンボリックリンクが作成出来ます。Junctionについては以前取り上げたことがありますので、Junctionについてもっと知りたい場合には是非以下をどうぞ。今回は手順だけ書きますので。

Junctionでシンボリックリンクを作成する@Sysinternals

■手順
iTunesのデータを全てDドライブ直下に移す事を仮定して書きます。保存先ディレクトリを変更する場合には”D:\”という表記部分を環境に合わせて変更してください。

Junctionをここからダウンロードしたら解凍して

C:\WINDOWS\system32

にディレクトリに切り取りコピーします。

次にiTunesのデータをDドライブ直下にコピーします。この時iTunesは終了させてください。その後、

スタート→ファイル名を指定して実行→CMD

からコマンドプロンプトを開き、

junction "C:\Documents and Settings\%USERNAME%\My Documents\My Music\iTunes" "D:\iTunes"

を実行します。この後、

C:\Documents and Settings\%USERNAME%\My Documents\My Music\iTunes

にディレクトリが出来ていたら成功です。普通にアクセスする事が出来ますが実際に参照しているのは

D:\iTunes

になります。

■Junctionを使う場合の注意点
Junctionを使ってシンボリックリンクを作成した後、例えば今回の場合

C:\Documents and Settings\%USERNAME%\My Documents\My Music\iTunes

を削除すると実際には

D:\iTunes

が削除されてしまいますので気を付けた方が良いです。実際に重要なデータにシンボリックリンクを行う場合には事前にテストをした方が良いですよ。ちなみにシンボリックリンクを解除したい場合には今回の場合ですと

junction -d "C:\Documents and Settings\%USERNAME%\My Documents\My Music\iTunes"

と入力します。上手く使えばすごく便利な機能なので是非使ってみてください。

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