持ち運ぶエフェクターがだんだんと増え続けて、いい加減日頃持ち歩くのに疲労してきたのと、少し前に対バンしたギタリストの方がHelixを使って大分良い音でギターを弾いてらしたので、これは行けそうだと思い、思い切って前々から評判の良いLine6 Helixを買ってみました。
実はkemperをずっと欲しいなと思って購入検討していたのですが、kemperはラック機材で別途ペダルボードも必要になり荷物運びがシンドイだろうと思ったのと、そろそろ新製品出るかもしれないですが、販売から既に6年くらい経過しているので、完成した製品という評判は聞きますが中々6年前の電子機器に投資する事に躊躇したのは事実です。
Helixはペダルタイプのマルチエフェクターで持ち運びも少し重いですが多少楽ですし、今までよりは楽に電車にも乗れそうです。
Helixは順調にバージョンアップを重ねて、搭載エフェクターや搭載アンプが増えていますが、このまま息長くバージョンアップしてくれたら嬉しいなと思っています。
Helix、中古で購入するとHelix LTと同じ程度の金額で購入出来そうだったのですが、Helix Nativeを優待価格で購入するにはHelixを新品で購入する必要があると条件に記載があったので、それを加味するとまあ新品購入で良いかなと思った次第です。
持ち運んでみた感想
シールド、ストラップはHelixと一緒に背負ってギターは手持ちで移動しています。
当たり前かもしれませんが、エフェクターボードをカートで持ち運ぶのと比較するとだいぶ楽になりました。
特に階段の上り下りや段差を乗り越えるストレスが減った事が大きいと思います。
スタジオで使ってみた感想
先日おっさんの集まるバンド練習がありまして、そこでHelix使ってみました。
構成としては、Helixをバランスケーブル2本で部屋のミキサーにつなぎ、パワーアンプから直接音を出す方法を取ってみました。
結果として、アンプから音を出す場合と大した違和感も無く演奏する事ができました。
音はヘッドフォンで作った音をそのままパワーアンプで大音量で流すと、高音域がだいぶ耳障りになったりするのですが、グローバルEQで音質を調整する事で違和感は無かったです。
ただ、音の出力バランスは自分用に変更するわけにも行かないので、自分の音をモニターするのが少ししんどいなとは感じました。
Helix Nativeについて
購入して使ってみた当初、実機のHelixと比べてだいぶ音が嘘っぽいななんて思ったのですが、結果としてオーディオインターフェイスの設定が良く無かったようでした。
オーディオインターフェイスからの入力はHi-zを用いて、Input Gainは最大でも-18db以下に抑えた程度が良いようでした。
※シングルピックアップのストラトをHelixに接続し、USB7から出力した音の出力が-18db以下くらいでした
Helixで作ったパッチをHelix Nativeにインポートし、HelixのUSB1・2(Helixでエフェクトをかけた音)、USB7(エフェクト無しの素の音)、オーディオインターフェイスから直接入力したギター(エフェクト無しの素の音)を録音し、USB7、オーディオインターフェイス直の音にHelix NativeでHelixと同じエフェクトをかけて聴き比べたところ、少なくとも自分には変化は無いように感じました。同じ音です。
2020年4月26日追記
Helixを僕が購入して3年くらい、Helixが発売されたのが2015年11月25日なので4年半くらい経過してますが、まだまだ意欲的なファームウェアバージョンアップが実施されています。
Helixを3年くらい使ってみて、本当気になるのは重さくらいです。14.6ポンド(約6.62kg)なのでこれがせめてPod Goの2.3kgとまでは行かなくても、もっと軽くなればなぁと強く思います。