Subtle Volume Controlっぽい物を作りました

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大きめなギター用アンプを自宅で弾く場合、殆どの場合ネックになるのは音の大きさだと思います。自分は所持していないのですが、真空管アンプの場合ある程度ボリュームを上げないとテンションの上がる音にならないようです。

真空管アンプの場合はアッテネータと呼ばれる信号を減衰させる装置もあるのですが、結構なお値段がします。別の切り口で音量をコントロールする製品でE.W.S. SUBTLE VOLUME CONTROLというアンプのエフェクト・ループ間に接続して使用するボリュームコントローラがあるのですが、これがなかなか評判が良いようで気になっていました。

元々はアンプのプリ・アンプ部までで設定したサウンドを変化させずに、音量のみをコントロールさせるための装置らしいのですが、これをエフェクト・ループ間に用いる事でアンプで作った音の状態のまま音量を下げることが出来るようになります。

当初、本体を購入してしまおうと思ったのですが、シールドを背面ではなく通常のエフェクターのように左右に差し込む必要があるのでアンプボリュームコントロールとして仮にアンプの上に置いた場合、少し使いにくそうだなと思って何か良い方法は無いかとWEBページを検索してみたところ、自作されている方が結構な数いらっしゃるようです。

内部構造も割りと素人工作でもそれなりに作れそうな構造だったので自分で作ってみました。

ただ、Subtle Volume Control自体がそこまで高額なものでないのと、作る際のパーツ代がそれなりにかかり、さらにケースに自力で穴あけしたり、ハンダ付けが必要だったり、単純に自作してみたい場合を除いてはよっぽどの理由が無い限りは実物を購入した方が良いです。

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添付の画像を参照いただければ、配線が複雑でない事が分かると思います。面倒なのはケースに電気ドリルで穴を空ける作業くらいです。ハンダ付け楽しいですしね。

特別何かを行っているわけではなく、単純にポッドでボリュームを下げるだけの電池不要のパッシブ回路です。WEB情報からSubtle Volume Controlには25KΩのポッドが利用されているとのことでしたので同様に25KΩのポッドを利用してみました。
※ボリュームポッドの使い方についてはこちらのサイトの画像を参考にさせていただきました。

ケースはLEAD PSA-11というケースを利用しています。

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配線はなるべくケースに沿って取り回すのがノイズ対策として良いらしいです。というのを作った後に知りました。気持ち、ケースに沿っているかなとは思います。

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最後にどちらがINでどちらがOUTか忘れないうちにメモを書いて完成です。

問題はうちの安アンプにセンドリターンが搭載されていない事でしょうか。そのうちチャンスがあればセンドリターンに接続して実際の使い勝手についても確認してみたいと思います。

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