7インチのAndroidタブレットREGZA Tablet AT3S0を買いました。
もともと7インチのタブレットとしてはGalaxy TABを持っていたのですが、最近タブレットを電話としてはほとんど利用していなかった事と、このタブレットは年末頃のアップデートでREGZAブルーレイレコーダから録画したTV番組をコピーして再生出来る機能が追加されるという事で、その他タブレットと比べても自分の環境としては優位かなと思っての購入です。
LAN接続はWifi接続のみです。
内容物はこんな感じでした。
充電用のUSBコネクタ付きのACアダプタと、充電ケーブルが付属されています。
充電ケーブルはiPADやGalaxy TABのそれと形状は似ていますがもちろん互換性はありません。
Galaxy TABの充電ケーブルより若干長めで、1.5Mくらいあると思います。これはこれで使いやすいですね。
背面はこんな形状です。
買う前はアルミかと思っていましたが、実際触ってみると、プラスチックにゴムコーティングがされたようなものです。形状には好き嫌いあると思いますが、触ってみると意外に持ちやすく持った感じも安定します。
また、重さもGalaxy TABより体感で若干軽めで、Galaxy TABの頃もそこまで辛くは無かったですが、片手で持ってブラウジングする際、より楽に寝ながら操作することが出来ます。重さは公式HPで確認したところ、約379g(3本体のみ。主な付属品は含まず)との事でした。Galaxy TABは重さ約382gなので正直3gしか重さ変わらないのですが、なんでしょうかね、AT3S0が持ちやすいからより軽く感じるのかもしれません。
画面解像度もGalaxy TAB(1,024×600)より若干上がっていて、1,280×800になっています。
※Galaxy TAB 10.1と同じ解像度です。
Galaxy TABでこのサイトを見ると画面の端が切れてしまっていましたが、AT3S0では画面が切れずに表示されます。
ある程度の目の良さは必要かもしれませんが、フルブラウザでの表示も解像度が細かいおかげで拡大表示しなくてもフォントが潰れずに表示させることが出来ます。これは便利です。
AT3S0とGalaxy TABを並べてブラウザを表示させてみました。どちらも標準ブラウザです。
左がAT3S0で右がGalaxy TABになります。画面右上の広告部分がGalaxy TABでは画面からはみ出しているのに対し、AT3S0では画面ぴったりに表示されているのが見難いかもしれませんがわかると思います。
解像度が細かくなったことで、細かい文字の読みやすさはGalaxy TABと比べてかなり向上しています。
気になった点としては、Android OS3.2については初めて触ったので仕様の話かもしれませんが、microSDに対してAndroid Marketに公開されているファイラー(例えばFile Expert)では書き込みを行うことが出来ませんでした。内蔵ストレージが標準で32GBあるのでそこまで困る事は無いと思いますし、AT3S0標準搭載のFile Managerというアプリケーションからだと読み書きが出来るので書けない事は無いのですが、この点は少し不便かなと思いました。
今後アップデートされるRegzaのデータエクスポート先にMicroSDが直接指定出来れば全然問題無いのですが、この辺は是非対応してもらいたいなと思いました。
後、CPUが1GHzのTegra2なので現行のタブレットとしては処理能力は並だと思います。
動画再生はMP4であればDVD解像度(720×480)程度の物であれば再生は問題無く出来ますが、Blue-Ray解像度(1920×1080)の物は再生させるとコマ落ちしてしまします。
現在Galaxy TABを所持していて、さらなる動画再生能力を求めて購入する場合には、若干の解像度の向上はありますが、ほとんどの場合あまり大きな交換のメリットにはならないと思います。
REGZAとの連携を考える場合には、この機種かAT700との2択になってしまいますのでその場合はCPUの処理能力の差(Tegra2かOMAP4430か)はありますが、ほぼ液晶が10インチか7インチかでどちらを選択するか決まると思います。これはライフスタイルによるかなと思います。
通勤中に片手で端末を操作しつつ、電車のつり革に摑まる事が結構あるので、僕の場合は7インチが最良ではあったのですが、寝る前にちょっと調べものをしたり、自宅や喫茶店等、割と落ち着いて操作出来る場所での利用がメインだと10インチの方が画面も大きくて見やすいので使い勝手は良いですね。
いろいろ書いてみましたが、7インチのタブレットを持っていないなら、この機種はおすすめです。
ただ、Galaxy TABを既に持っている場合で、REGZAの連携機能に特に興味も無くて、WEBブラウジングする際の画面解像度にも特に文句が無いなら、今回は見送りでも良いんじゃないかと思います。
自分の場合はwordpressのアップデートや簡単な更新も出来たり、webブラウジングもストレス無く出来たりとかなり重宝しています。
REGZA純正のアプリケーションの登場まで少し待てなかったので、地デジをPX-W3PEで録画したものをQNAPのTS-459 Pro+上で稼動させているTwonkyMediaを経由してAndroidアプリのSkiftaとMX Video Playerで再生してみました。ソフトウェアデコードになってしまいますが、主観的には十分鑑賞出来るレベルの再生が可能でした。
地デジの録画データをタブレットに持ってくる場合、データ量が膨大になってしまうので、この辺を純正アプリケーションがどのように端末に実装してくるのかは気になるところです。
TSファイル単体での動作に関しても、AT3S0上に保存してMX Video Playerで再生する事自体は可能ですが、やはり動画サイズが4GBを超えてしまうものが大半になってしまうので、先に4GB以下に分割しておくか、何らかの扱いやすい形式に先にコンバートしてしまうのが時間はかかってしまいますが、確実だと思います。
HDDが高いご時勢ですが、この辺の環境作りに関しても、そのうち記載したいと思います。