リモートインストールサービスが上手く動いてくれない人のためのメモ。
リモートインストールサービスを久しぶりに再構築して思い出したことを忘れないうちに。
※ちなみに、product-directoryってのはクライアントインストールウィザードで決めた名前のディレクトリのことです。
PXEブートしてインストールが開始されたかと思ったらすぐにブルースクリーンになる
おそらくNICのドライバーファイルが不足しています。PXEブートに必要なドライバーは
REMINST\Setup\Japanese\Images\product-directory\i386\
の中に直接保存してしまえばOKです。
.sifファイルの書き方が分からない
RISを使っているのにプロダクトキーを毎回入力しているリソースキット嫌いなあなたへ。
setupmgr.exeというアプリケーションがWindows Resource Kit CDのdeploy.cab ファイルの中に格納されています。このexeを使うと.sifが楽に編集出来ます。
ビデオカード、サウンドカード等のドライバをどこに置けばいいのか分からない
REMINST\Setup\Japanese\Images\product-directory/$OEM$/$1/
に置きます。置いた後はこのディレクトリをRISが読みにいくように.sifの”OemPreinstall”の値を編集します。
OemPreinstall = No
↓
OemPreinstall = Yes
OemPnPDriversPath = ディレクトリ名
この値が実際どこを参照しているかというと例えば
OemPnPDriversPath = hogehoge
の場合、実際のPathは
REMINST\Setup\Japanese\Images\product-directory/$OEM$/$1/hogehoge
ここになります。
初回起動時に実行させるスクリプトを指定したい
.sifファイルに
[GuiRunOnce]
という項目を追加して
Command0=コマンド名
とします。
たとえばネットワークプリンターを初回起動時にインストールする場合には
Command0="rundll32 printui.dll,PrintUIEntry /in /n \\サーバ名\プリンタ名"
とします。
参考URL
Windows イメージおよびプロファイルの作成
システム自動展開
https://pnpk.net/archives/1874#comments
の続きです。
RISでSP3適用後のイメージのインストール時にエラーになる件について、自己解決できました。
原因は、マウスの接続でエラーが出ていました。
対策は、RISでインストール後、マウスの接続をせずに初回起動させます。
完全起動後、チップセットのユティリティを実行させる。その再起動後からはマウスを自由に使用する
事ができるようになります。