ゼンハイザーからギターワイヤレスXSW-Dが発表されたので調べてみました。

最近のエレキギターワイヤレス事情はちょっと興味深い。

その昔ラックマウント機器でラインナップされていたワイヤレス機器は、いつの間にかコンパクトエフェクターサイズになり、ついに最近では送信機も受信機も手のひらサイズになった。

手のひらサイズのギターワイヤレスは、XVIVEの製品くらいから徐々に見るようになって、今では5千円前後で利用出来る機器も無数に存在します。

手のひらサイズのギターワイヤレスであっても小さいライブハウスなら十分に完成形の域に達していると勝手に思っているのですが、今回ゼンハイザーからリリースされたのは、手のひらサイズワイヤレスの高級版といった感じがしました。

公式サイトからスペックを確認してみると、最大伝送距離が他の製品と比べて距離が長く、XVIVE XV-U2で約30mなのに対し、XSW-Dは最大で75mまで対応しているらしい。また遅延もXVIVE XV-U2の6ms以下に対してXSW-Dは4ms以下と3分の2に抑えている。

遅延については、自分の利用しているワイヤレスは遅延5ms以下のスペックで練習スタジオや小規模ライブハウスなら演奏のしやすさに特に影響は無いのでアマチュアのごく一般的な演奏にはどちらも大きな影響はしないと考えられます。

ちなみに高い評価でお馴染みのLine6のG70で遅延1.5ms、G55で2.9msなのでXSW-Dはだいぶ健闘しているのかも知れません。

BOSSのWL-20/WL-20Lは遅延2.3msでこちらもだいぶ優秀です。

本体のボタンでミュートが出来るのは地味に活用する頻度は高そうです。

後発製品だけに、色々考えて作られていそうなのと、他にも送信先切り替えが出切るなど興味深いですが他製品と比較すると値段が2倍以上するのでその価値を見出せる使い方が出切るかがポイントかも知れません。

Line6から手のひらサイズのワイヤレス出たら買うのに・・・。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です