前回ポイントカードの話書いたんですが、そんな感じの話を再び、今度は元ヨドバシ店員の人と話す機会があったんです。
その時に「あー、ポイントカードマジックみんな分かってないからね・・・」と言っていたんです。今日はそんな話のくだりです。
前回書いた内容ですが1000円の商品を2店舗で売ってたとして、分かりやすくA店舗は1000円で10%ポイント還元、B店舗は900円で売ってたとしましょう。そうするとA店で1000円の品物を10個買って1個ポイントでもらって11個で10000円、B店では900円の品物を11個買っても9900円になるって話ですね。
僕は同じ商品でも割高になるじゃないか。と思って話は終わったと思っていたのですが実は話はもう少しだけ奥が深かったようです。
結論から言うと”今貯まっているポイントは前回自分が買い物をして余計に払わされた金額”という事です。もちろん余計にと言うのはポイント分安く売っている量販店があった場合の話ですけども。
ポイントサービスを定価に限りなく近い金額から付与する事により
- 次回の買い物も同じ店で買わなければいけなくなる
- 売価が高い分貯まるポイント数も多いわけで客は満足感を感じる
- 何より定価に近い金額で販売するのでメーカーが喜ぶ
- 貯まったポイントで買い物をするために商品が買える金額になるまで物を買う
- でも実際はお店は一切損はしていない
要するに同じ値引き率なのにポイントカードを採用すると客は10倍買い物をしなくてはならなくなるわけですね。
逆にポイントカードで買ったほうが得な買い物ってあるのでしょうか?思いついたものを挙げると、書籍、ゲームソフト、ギフトカードなどが思い浮かびました。
とりあえずよく買い物に行くヨドバシカメラで買った場合を妄想シュミレートしてみました。
書籍
パソコン系の雑誌や書籍を扱っている所多いですね。技術書や資格用の書籍ならおそらく得するでしょうね、本の割引って大学の生協以外で見たこと無いですし。
ゲームソフト
最近じゃ発売日に割引価格で販売しているものも見かけますが、基本的に定価販売ですよね。今流行りのニンテンドーDSなんて中古で売っても定価に近い価格で売れますし高確率で儲かりそうです。
ギフトカード
このサイトを見た限りではギフトカードで商品を購入してもポイント還元は適用されないみたいですね。
とりあえず何はともあれポイント還元で実際にお得になるためには”値崩れしない商品を買え”ってことに落ち着くんでしょうかね。
で、この文書を書きながらインターネットをふらふらと眺めていたんだけどその中に「あー、なるほど」と思った文書があったので時期が多少古いですが転載します。
14 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/05/04(金) 03:51 >>11,13
それも有るが、ポイント制はクレジットカード利用客への(逆)手数料なんだよねいままで、量販店ではクレジットカードで買う時には5〜10%の手数料
をとっていたんだけど、
カードの胴元から現金決済の客とカード決済の客を差別しないように
「指導」が有ったのねそんで、量販店としては、値札に10%上乗せして現金決済の客には、
その分割り引いて、クレジット決済の客には札値でうる。そうすると結果的に、クレジットカードの客は手数料を払うことになる。
なるほど、クレジットカード手数料をどうするかの工作と言われれば納得できますね。
たしかに現金問屋、例えば秋葉原でクレジットカードを使って買い物をすると小さい店だと「クレジットカード手数料10%追加します。」とか言われる店がありますね。これって実はクレジットカード会社の規約違反らしいですが。
まとめ
まあ、何だかんだポイントカードについて書きましたがポイントとしては”ポイントカードで買い物をした場合、得するにはポイントを使い切ってから”ってことですかね。