久しぶりにカカクコムのHDDのページを見てみたら、1TBのHDDがもう6000円台に突入していたのに驚きました。僕がパソコンを初めて買ったのは10年くらい前の話で、その頃でもHDDは20GBで一万円くらいだった記憶があります。
そんなこんなの久しぶりの日記です。
オンラインゲームなんかをよくやっていた頃には、パソコンは少しでも早い方が良いだろう・・・なんて思ってCPUのクロックアップやら、グラフィックカードの変更やら、たくさんやったんだけど、今はやっぱり少し落ち着いてしまって、未だにAthlonの3800+なんて使ってたりします。
何度もこのサイトでも書かせてもらったんですが、バンドをやっていて、音楽を作るためにパソコンを買って、いつの間にかパソコン自体に興味を持って。結局そのまま仕事にしちゃったわけなんですが、もしあの時にパソコンに触って無かったら、今頃何をやっていたんだろう・・・なんてたまに思う訳です。
興味ある事が仕事として成り立つなんて、なんてすばらしい事なんでしょう。なんて思ってはいたんだけど、最近はさすがにコンピュータ自体に飽き気味です。
原点回帰と言いますか、スペックだとか、速度だとか。必要無くなったと言えばそれまでなのですが、目的ありきのコンピュータというものを、少しだけ心がけようかと思っています。
必要最低限のスペックで、動けば良いじゃない。みたいな感じです。
システムエンジニアをやっていて、僕は趣味でパソコンを触ってた時の感覚を忘れてしまった気がします。
直観的なフィーリングよりも、中身の動作の方がなんだか気になったりして、斬新なインターフェイスのカッコいいアプリケーションであっても、なんだ、結局はこのAPIを使って・・・とか、あー、このロジックで動かしてるのか、とかね。
昔からあまり感情を表に出さない事が多かったんですが、パソコンの事になると、さらに冷めてしまったりします。
いつだったか、「安定して動作すれば、枯れてる技術の方が良いんだよ。」なんて言われた時に、僕は「は!何を言ってるんですか。新しいモノ=良いものに決まってるじゃないですか。」みたいな事を言った記憶があるんですが、最近は少しだけ気持ちが変わってしまって、「安定して動作してるシステムなら、そのままそっとしておけば良いじゃん、新しい仕組みなら次の入れ替えのタイミングにしようよ。」みたいな感じになっています。
当たり前と言えば当たり前なのですが、なんだかコンピュータに対するトキメキは随分と失われたな。と改めて考えてみて思ったんです。
どんどんパソコンが高速になっていく割には、比較的心がそれに付いて行かなくって。そんな時には、思い切って別の仕事に転職しちゃおうか。なんてたまに思ってしまいます。
24時間インターネットが定額で出来るようになって、HDDは大容量でさらにお安くて。携帯メールにはどこに居てもメールが飛んで来て、寂しさを紛らわすけど、何か違うんだよな・・・何だろう。
記憶の中の世界はいつでも美しくて、ふらっと過去に戻りたくなる事ってあるんだけど、でも正直、今更Windows95なんて使えないし、インターネットやるのにダイヤルアップなんてきっとイライラするんだろうし、なんだかんだ言ってやっぱりWindows7の発売は少しワクワクするし。
あー、なんて自分勝手なんだろう。
1TBのHDDなのに、そんなに安くなったことが有ったのですか。