PiFaceSharpはPIFACE用のC#ライブラリです。
Raspberry PiではMONOをインストールして利用します。
Raspberry Piでの準備
Raspberry PiはOSインストールやNICの設定等の初期設定が一通り完了している前提で書いています。
OSはRaspbianのVersion:January 2014を利用しています。
また、予備知識としてはVisual Studioを用いてアプリケーションをコンパイルする程度の知識は必要になると思います。
PIFACEはSPI(シリアル・ペリフェラル・インタフェース)と呼ばれるデバイスを経由してRaspberry Piと通信のやり取りを行っているそうです。
これがRaspberry Piのデフォルト設定だと無効になっているので、始めに有効にする必要があります。
元の手順はこちらのページの通りですが、おそらくPiFaceSharpを利用する場合はStep1まででいけると思います。
※自分は動作させる際に試行錯誤してしまったのでStep5まで実施してしまいました。手順は上記サイトのStep1までの内容を記載していますが、上手く動作しない場合はStep2以降も試してみてください。
※SPIの有効化はRaspbian OSの初期セットアップ画面のadvancedからも設定できました。こちらから設定を実施したほうが楽です。
MONOのインストール
MONOをインストールします。容量が結構大きいので結構時間がかかります。
raspi-blacklist.confの編集 Step1と同等
適当なテキストエディタを利用して編集してください。
CUIに慣れていない場合はWindowsユーザなら、WinSCPを使って編集すると楽に編集する事が出来ると思います。
編集前
編集後
編集後、再起動を行ってください。
その後、以下のコマンドでspiデバイスが認識出来ていれば成功です。
PiFaceSharpは/dev/spidev0.0をデフォルトデバイスとして利用しているようです。
PiFaceSharpを使って動作確認
PiFaceSharpをダウンロードした内容に含まれている「Kingsland.PiFaceSharp.SampleConsole」を使って動作確認を行う事が出来ます。リレーが動作する音が結構大きいので、始めビックリするかもしれません。
PiFaceSharpはVisual Studio 2013を用いてコンパイルしました。