ちょっと前の話になるんだけど、9月5日にHyper-V用のLinuxアドオンが正式リリースされたようです。これでHyper-V環境においてもLinuxOSが高いパフォーマンスで実行出来そうです。
Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V Linux Integration Components (Japanese)
ダウンロードする場合にはMicrosoft Connectにまず会員登録を行った後、ログインして
会員制プログラム一覧→サーバー→Linux Integration Components for Microsoft Hyper-V→ダウンロード
から
Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V Linux Integration Components (Japanese)
を選択します。ちょっと複雑ですね。
ダウンロードした自己解凍書庫を展開すると中に
LinuxIC.iso
というのが入っていますので、これをLinuxOSから読み込ませるわけですね。
このドライバを組み込むことで
•統合デバイスのドライバ サポート
•ハイパーコール アダプタ
•高速ブートのサポート
がLinuxOSでも可能になります。
※こいつをインストールしない場合にはエミュレートしたデバイスをゲストOSで利用する事になります。
また、対応OSとしては以下の
•SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2 x86
•SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2 x64
がサポートされているのですが、TechNetフォーラムによると非公式にCentOSでも動作するようです。
→リンク
インストール方法については付属の
Linux ICs for Hyper-V.rtf
を参照してみてくださいね。
参考
Microsoft Connectホームページ
Hyper-V Linux Integration Components RC2 in x86_64 CentOS and RHEL