Virtual Server には VHD Mount というユーティリティが用意されていて、これを使用すると、バーチャル ハード ディスク ファイル (.vhd ファイル) をホスト オペレーティング システム上のバーチャル ディスク デバイスとしてマウントできます。
この機能には、コマンド ライン ツールを使用して手動でアクセスするか、API を介してプログラムでアクセスできます。
バーチャルHDDが物理PCにマウント出来るのはかなりメリットのある事なんじゃないのかな?なんて思ってたんですが、実際にはネットワークマウントが出来なかったので、イマイチ利用用途が思い浮かびませんでした。
ただし、OSが起動していない時にウイルススキャンや不要なファイルの削除だったり、例えばGhostなんかを使ったバックアップ→HDD容量の拡張なんかも容易に出来るようになると思うんで、そのへんはメリットなのかなと思います。
※この操作を行うためには端末の管理者権限が必要になります。
VHD Mountのインストール
Virtual Server 2005に既定インストールでこのユーティリティは含まれていますが、このアプリケーションだけ自動で展開したい場合には
で
を摘出し、
でサイレントインストールが可能なようです。
VHD Mountコマンドラインツールの使用方法
構文
パラメータ
それでは実際に使ってみましょう。このプログラムは既定のインストールで
にインストールされるので、ここにパスを通してしまうか、コマンドプロンプトを開いた状態で
と入力して保存されているディレクトリに移動する必要があります。
ボリュームをマウントせずに、バーチャル ディスク デバイスとして装着
手元に物凄くどうでも良い仮想DISKしかなかったので恐縮ですがマウントしてみましょう。ちなみにこのコマンドはVHDMount は UNC (Universal Naming Convention) パスまたはネットワーク ドライブを使用したVHDのマウントをサポートしていないという事で、まあ、何に使おうか正直悩みますね。
メンテナンスを行う場合も実際にはVirtual Serverが稼働しているホストOSから行うのが良いと思います。
>nobodyさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
差分破棄と差分更新のコマンドが同じになっておりました、失礼いたしました。
ご指摘いただいた部分、修正いたしました。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
■マウントされている仮想DISKを指定して解除(差分破棄)
NG:vhdmount /u /c VHDFileName
OK:vhdmount /u /d VHDFileName