cactiに引き続き、今回はzabbixのインストールをCentOS6.3 x86_64環境に行ってみました。
zabbixはサーバー、ネットワーク、アプリケーションを監視するためのソフトウェアです。無償で利用する事が出来ます。
GUIも洗練されていて美しいです。
現時点でのzabbixのバージョンは2.0.3です。
Zabbixとは
Zabbixとは、サーバー、ネットワーク、アプリケーションを監視するためのソフトウェアです。Zabbixは主に以下の3つの機能を有しています。
サーバやネットワークに接続されたデバイスを監視する監視機能 収集したデータをもとにグラフ化、ネットワークマップの作成を行うグラフィカル表示機能 収集したデータに閾値を設定し、障害/復旧時に管理者に通知を行う障害検知/通知機能
インストール手順
基本的な手順に関しては、以下のZabbixオフィシャルサービスのエンジニアの方のブログを参考に設定しました。
Zabbix SIAのオフィシャルRPMパッケージの事前公開
http://kodai74.blogspot.jp/2012/05/zabbix-siarpm.html
また、前提として今回の環境はHTTPDは稼働しています。
以下のサイトにRPMがあるので、こちらから必要なファイルをダウンロードします。
http://www.kodai74.net/packages/
自分の場合は以下のファイルをダウンロードしました。
事前にインストールしておくパッケージ
上記URLでダウンロードした以下のRPMのインストール
Zabbix関連のパッケージをインストール
RPMが相互依存になっているという事で、まとめてインストールしないとエラーでインストールが出来ません。
zabbix-server-implementation = 2.0.3-1.el6 は zabbix-server-2.0.3-1.el6.x86_64 に必要とされています
そのた設定
mysqlサーバの設定
以下の内容をmysqldに追加。
mysqlを起動し、DB、ユーザ作成後にsqlファイルを読み込む
DBPasswordを変更する
サービスを起動する
タイムゾーンを東京に変更
HTTPDを再起動
以下のサービスを自動起動に設定する
SELinuxのブロック解除
※Zabbix server is runningの値がNoになる場合に実行
ブラウザでのアクセス確認
以下のURLにアクセスして初期設定を完了させたら、ログイン出来るようになります。
Windows用エージェントの動作について
Windows用エージェントを監視対象マシンにインストールすればWindowsマシンのステータスも確認出来るようになります。
Windows用エージェントは以下のURLよりダウンロードする事が出来ます。
http://www.zabbix.com/jp/download.php
Windows用エージェントのインストールはWindows系エンジニアの方なら特に問題無くインストール出来ると思いますので割愛します。