2013/01/15 加筆
この記事で記載しているMSCHAPを用いたPPTP接続は悪意のある第三者に通信内容を傍受された場合、不正に接続出来てしまう危険性があると報告されています。
インターネット経由のVPNアクセスには別の方法を利用してください。
例えば、この記事で紹介しているルータ単体では出来ないですが、SSHDを稼働させることが出来れば、以下の手順でSSHトンネルを用いて自宅ネットワークにアクセスする事が出来ます。SPモード経由で自宅のTVROCKにアクセスする方法
https://pnpk.net/archives/3568
外出先から自宅のパソコン上のデータを取りたいときなんかにVPN接続あれば便利だなと思って、調べていたのですが、なんと自宅の無線LANルータが既にPPTPに対応していたようで・・・。
自宅の無線LANルータはルータとしてではなく、無線LANアクセスポイントとして利用していたので、どうやらVPNの設定画面が表示されていなかったようです。
うーん、これは試してみるしか無いですよね。
近いうちに外出先からの自宅アクセスについて環境構築してみて、その結果を書こうと思います。
その前に、今Buffaloから発売されている無線機器もなかなか便利そうだったので、今日はそのことについて。
無線LAN
WZR-HP-G302H
VPN機能(PPTP)に対応している無線LANルータです。
このルータの1世代前の機種を僕は買って、今でも利用しています。
すごく安定して動作してくれていて、調子が悪くなってしまったことは今のところ一度もありません。
VPNについてはまた別の機会に記載しようと思いますが、イメージとしては、自宅から外出先までものすごく長いLANケーブルを這わせて、そこに接続して自宅のコンピュータ等にアクセスが出来るようにするものです。
うーん、分かりにくい説明ですいません。
WLAE-AG300N
無線LANコンバータとして利用出来る機器です。LANポートが2個ついているので、2台までのネットワーク機器が接続できるようです。本体の裏側にすぐコンセントが付いているので、壁にそのまま取り付けて利用出来る感じでしょうか。なかなか合理的でいいと思います。
WLAE-AG300N/V2
上のコンバータの2個セットです。
こちらは初期状態で2個の機器がペアリングされているらしく、開封してそのまま設置出来るお手軽タイプみたいです。この機器の接続イメージは以下のような感じです。
無線LANルータを経由しないで直接機器同士を接続することが出来るので、無線LANルータ自体の通信トラフィックがそこそこある状態でも、こちらの通信は影響を受けずに無線LANの恩恵が受けられると思います。
かなり広い家だったり、テレビとファイルサーバの間の直通回線なんかに使うと良いかもしれません。