Access-based Enumerationでアクセス権限の無いユーザからディレクトリを隠す

アクセス出来ない人からディレクトリを隠してしまおう

会社でファイルサーバを使っていて、例えば

“アルバイト・派遣社員はアクセス禁止!”

なんていうフォルダがあると妙にやる気が無くなったりしませんか?

同じように

給与明細

なんていうディレクトリが見えるくせにアクセス権限が無かったりすれば、なんとかしてアクセスしてみたい。なんて思う人もいるかもしれません。

Windows Serverでファイルサーバをする場合、デフォルト設定のままだとアクセス権限が無いディレクトリがあったとしても、それは存在自体誰にでも分かってしまうディレクトリになってしまいます。

Access-based Enumerationって何ですか?

Access-based Enumerationは特定のユーザ以外には見せたくないディレクトリがある場合に効果を発揮する無償のWindows Server 2003用アドインです。
このアドインを利用する事により、簡単なGUI操作でネットワーク越しのファイルアクセスに対してアクセス権限の無いユーザからディレクトリを不可視にする事が出来ます。

Access-based Enumerationの使い方

Access-based Enumerationの使い方は非常に簡単です。以下のサイトから

“ABEUI.msi”

をダウンロードしてインストールするだけです。

001.jpg

ダウンロード

英語版しか無いんだけども、操作はエクスプローラを拡張したGUIから簡単に出来て、しかもチェックボタンも2個しかないので単純明快です。便利なもんですね。

004.jpg

Server側で共有設定を行ったディレクトリのプロパティを表示させるとAccess-based Enumerationという見慣れないタブが増えているはずです。操作はこのGUIから簡単に行えて、表記は英語ですが日本語環境でも全然問題無く使えちゃうわけです。

Enable access-based enumeration on this shared folder
アクセスベースド エニュメレーションをこの共有フォルダで有効にします

Apply this folder’s setting to all existing shared folders on this computer
このフォルダの設定を全ての共有フォルダに対して適用します

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