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■ImageXの取り込み
※ImageXを利用しない場合にはこの手順は省略して問題ありません。
ImageXというのはWAIKに含まれる実行ファイルです。ImageXはHDDイメージをWIMに変換したり、逆にWIMをHDDに書き込みます。"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86\imagex.exe"
を"C:\winpe_x86\mount\Windows\System32\"
に手動でコピーするか、以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行してください。
これでImageXの取り込みは完了です。詰まるところ、コピーするだけです。
■DriveImage XML V2.02 pluginの組み込み
※DriveImage XMLを利用しない場合にはこの手順は省略して問題ありません。
DriveImage XML V2.02 pluginを組み込みます。
WinPE/BartPE SupportからDriveImage XML V2.02 pluginをダウンロードして、出来あがったファイルを以下のディレクトリに保存します。
C:\winpe_x86\mount\Program Files\driveimage_xml
次に、C:\winpe_x86\mount\Windows\System32
に以下のファイルをコピーします。このファイルはWindows XPのC:\WINDOWSsystem32
で見つかります。
wow32.dll
apphelp.dll
ntvdm.exe
■Norton Ghostの組み込み
※Norton Ghostを利用しない場合にはこの手順は省略して問題ありません。
EeePC 901-16Gの標準リカバリイメージってどうなってるのかなと思ったらゴーストイメージになっているのですね。しかもご丁寧に”GHOST32.EXE”も組み込まれているようで。
せっかくなので今回作成したWindows PEにNorton Ghostも取り込んでしまいましょう。
EeePCのリカバリDVDに入っている”WINPE.ISO”をDAEMON Tools Lite等を使って読み込み、その中に保存されている”GHOST32.EXE”と”GDISK32.EXE”を”C:\winpe_x86\mount\Windows\System32″にコピーします。
■変更をWIMファイルに適用
設定した変更を以下のコマンドを使って保存します。
これでカスタマイズは終わりです。
>ryoさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
X:\WINDOWS\system32>wpeinit
x:\WINDOWS\system32>
上記まで進むと、Windows PEが起動したという事になります。
そこからキーボードで任意のコマンドをタイプして実行(Enterキーを押す)すればWindows PE上でコマンドが実行できます。
例えばその画面で以下のコマンドを実行すると、端末のIPアドレスの付与状況が確認出来ると思います。
ipconfig
こちらで解決出来そうでしょうか。
よろしくお願いします。
X:\WINDOWS\system32>wpeinit
x:\WINDOWS\system32>
で止まり、いくら待ってもそれから先に進みません
何が原因でしょうか?
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こんばんは。
コメントありがとうございます。
Windows PEを常用するのでは無く、あくまでバックアップのためだけに利用されるのであれば、HDDコントローラやLANカードのドライバをインストールするだけで利用出来ると思います。
※もしかすると、これらもインストールする必要も無いのかも知れません。
ドライバがEXEやMSI等でパッケージングされていてINFファイルが抜き出せない場合には、Universal Extractorという解凍ソフトを利用する事で、単体のファイルに展開する事が可能です。
http://www.legroom.net/software/uniextract
参考になりました ありがとうございます。
メモリ512MBのノート?パソコン(SONY VGN-U71P)にこのマシン特有のドライバ等を組み込むべく実験中です。(仮想環境なし)
DriveimageXMLが依存している.dll の情報は助かりました。
しかし、どのようにして?
http://technet.microsoft.com/ja-jp/magazine/2007.02.desktopfiles.aspx
等をみてもわたしには高度すぎました。
草々
こんばんは、コメントありがとうございます。
peimg /prepは、TechNetによれば、ISOファイルを書きだす直前に実行するようです。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc766160.aspx
目的としては、イメージサイズの最適化と内容のシールでは無いかと考えます。
peimg /prepを実行した後は、以下の操作が出来なくなります。
※但しフォルダの追加等は可能でした。
・オプション機能のインストールまたはアンインストール
・修正プログラムまたは他のサービス パッケージの適用
・言語パックのインストール
どの程度最適化されるのか、試しにWindowsディレクトリに対して、peimg /prepを実行してみたところ、771MB → 293MBまで容量を減らすことが出来ました。
ただし、前述の通り、この操作の後に/install等を実行しようとすると、以下のエラーが表示されインストールは出来なくなります。
“指定されたイメージ ディレクトリは、/PREP コマンドを使用してあらかじめ用意された Windows PE イメージです。”
起動までは確認していないのですが、peimg /prepを実行してもしなくても、コミット後に作成されるWIMファイルに関してはほとんど容量は変わりませんでした。
※ちなみに手元の環境で、peimg /prepしていないWindows PEを起動した時のメモリ使用量は380MBでした。
特にイメージのシーリングを行う必要が無いのであれば、記載いただきましたように、利便性を優先してpeimg /prepを行う必要は特にないと思います。
以上になります、よろしくお願いします。
peimg /prep はどの時点での実行がベストと考えますか
メモリが十分なら必要無いのかな?