次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした@Windows XP

昼過ぎに会社にきて、なんだかファイルサーバの調子が悪いとかいうのをなんとなく対応したあと、会社の自分の端末の電源を入れたらこのエラー。今日はルータのメンテナンスをやりにわざわざ休日出勤してるんだけど、もうね・・・運が悪い。

エラーの内容はこんな感じ。
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を
起動できませんでした:
\WINDOWS\system32\hal.dll.
上記のファイルをインストールし直してください。

マイクロソフトのページを見る限り、どうやら原因は昨日の僕の操作にあったかもしれない。昨日Windowがたくさん開きっぱなしの時にシャットダウンしたんだけども、まさかその程度で破損するとは・・・おそるべし。

hal.dll ファイルが存在しないか、壊れている場合

Windows XP へのアップグレード中、またはWindows システムがインストールされていないハード ディスクに Windows XP を新規インストール中、コンピュータが再起動されたときに、次のエラー メッセージが表示されることがあります。
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: \WINDOWS\system32\hal.dll
上記のファイルをインストールし直してください。
この問題を解決するには、Windows XP をアンインストールした後で、Windows セットアップを再度実行します。 hal.dll ファイルが壊れているために、Windows セットアップを再度実行する方法については、下記のサポート技術情報をご覧ください。
320252 (http://support.microsoft.com/kb/320252/JA/) エラー メッセージ : 次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした
問題を解決できない場合は、レジストリの破損が原因で起動できなくなった Windows XP システムを回復する手順をご確認ください。詳細については、下記のサポート技術情報をご覧ください。
307545 (http://support.microsoft.com/kb/307545/JA/) レジストリの破損により Windows XP を起動できなくなった場合の回復方法

エラーメッセージが発生する主な要因

この現象が発生する主な要因は、強制的な電源切断により、保存処理中のレジストリ情報が完全に反映されないことになります。そのため、以下のような操作を避けて運用することを推奨します。
• ディスクのアクセス中にコンピュータのの電源を強制的に切断しないでください。(電源ボタンの設定に [スタンバイ] や [休止状態] を割り当てていても、ボタンの長押しによって強制的に電源が切断されますので、操作には注意してください)
• ディスクのアクセス中には、スタンバイや休止状態に移行しないようにしてください。 (この場合、移行する際に長い時間がかかることがあります。ディスクのアクセスランプが消えてから操作してください)
• スタンバイ・休止状態、あるいはシャットダウンの進行中に、PnP デバイス (抜き差し可能な USB メモリ、ネットワーク接続など) を取り外さないでください。

データなんかはファイルサーバ上に置いているので問題無いんだけど、問題はメールデータが・・・。うちのヘボメールサーバはIMAPじゃないんですよね・・・。

復旧方法
こういう場合、hal.dllが破損しているよりc:\boot.iniが破損している事が多いらしい。
Windows XPの起動Diskを入れまして、回復コンソールからとりあえず起動してみたんですがいまいち使い勝手が・・・。で、c:\boot.iniを探してみたんだけど見つからない・・・。
chkdsk /R
を試してみて、いくつかのエラーは修正出来たみたいだけど”boot.iniが無いなら作れば良いじゃないか”ということで復旧に時間をかけるのも面倒なので別の端末から今回動かなくなった端末のHDDを読み取りc:\boot.iniをそのまま移植。
さすがに別端末のboot.iniじゃきびしいかなとも思ったんだけどもアッサリと起動してくれました。

という事で今後のためにboot.iniの中身を書いておきます。

[boot loader] timeout=0
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS
[operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /noexecute=optin /fastdetect