Let’s noteっていう巷でかなり売れているノートPCがあって、今回はこれにWindows Server 2003の機能のRISを使ってWindows XP SP3を自動的にインストールしてみよう。と思います。
(この作業でDELLのOptiplex755もBIOSでHDDのモード変更を行わなくてもRISが使えるようになります。)
HDDがAHCIなので通常インストールだと失敗してしまいます。手動インストールであればOSインストール時にF6を押してドライバーを読み込ませれば良いだけなのですが、自動インストールの場合にはこのドライバーを自動的に読みこませなければなりません。
事前の環境としてWindows Server 2003 R2にRISがインストールされている必要があります。あとボリュームライセンス版のWindows XPも必要です。また、今回利用した端末は”CF-R7DW6AAS”という10.4インチ液晶の小さい端末です。
ドライバのダウンロード
“CF-R7DW6AAS”用のドライバは以下のサイトからダウンロードできます。
→サイト
まず最低限必要なのはNICのドライバとS-ATA HDD用ドライバーになりますのでこちらをダウンロードします。
LANドライバー
こちらからダウンロードしてください。
S-ATA HDDドライバー
S-ATA HDDドライバーに関してはここからダウンロードしても構いませんが、現行ですと”Intel(R) ICH9 SATA AHCIController (Desktop ICH9R)”が入手出来るのでこちらからダウンロードした方が良いです。(ファイル名はIDE (PATA): ITE* IDE コントローラー・ドライバーです)
※レッツノートであればどちらでも動作します。
※Windows のクリーンインストール時、最初に必要です
HDD用のドライバに関してはとにかく以下のファイルが揃えばOKです。
RISの設定
LANドライバー
の中と、
にコピーします。
※ディレクトリが無ければ作成してください。
HDDドライバ
に
というディレクトリを作成して、この中に”IDE (PATA): ITE* IDE コントローラー・ドライバー”から取り出したファイルを保存します。WINXPというディレクトリの中のファイルはカレントディレクトリに取り出して保存してください。
RISで読み込むSIFファイルに以下の項目を追加します。
※既に項目がある場合にはそこに追記してください。無い項目については追加してください。
※[MassStorageDrivers]のそれぞれの値はtxtsetup.oemの中の[scsi]の項目の値と合わせてください。
最後にRISのサービスを再起動させて完了です。このドライバの追加手順はunattended.txtを利用するインストール方法にも利用できると思います。
忘れてしまいそうな手順だったのでメモの代わりに記載してみました。分りにくい表記あればコメントください。分る範囲で回答させていただければと思います。