AsusのE35M1-Iというファンレスのマザーボードを買いました。PCケースはLian-LiのPC-Q09Aというケースです。
配線がいつもの事ながら絡み合っています・・・。
実際に動作させてみた感想ですが、かなりの静かさにパソコンの電源が付いていることを忘れます。
E35M1-Iは、AMDのFusion APU E-350 CPU搭載なので重い処理には向きませんが、WEBブラウジング等の軽作業であれば十分過ぎるほど快適に動作します。
E35M1-Iを買う場合、HDMI、USB3.0には対応していないので、この辺を利用する場合には購入するときに注意が必要です。自分の場合は、1.マザーボードがファンレス2.DVI、D-SUBが搭載されているの2点で選びました。
D-SUBが必要無く、HDMI、USB3.0に対応したE35M1-I DELUXEという製品もあるので、この場合にはこちらを選んだほうが良いです。
Lian-LiのPC-Q09Aというケースは110W ACアダプター搭載のPCケースです。
PCケースに関しても色々見てみたのですが、結局これを買いました。
筐体を見た当初は、Mini-ITXのケースならもっとコンパクトにならないのだろうか、と思ったのですが、実際に組み立ててみるとこの大きさで結構配線の取り回しが厳しいです。
ノートパソコン用のDVDドライブも取り付け可能なのですが、自分の場合は外付けのDVDドライブを利用するときのみ取り付けて利用しています。
ケースファンは耳を澄ますとかすかに聞こえる程度の音のFanが一機設置されていますが、通常利用の範囲で音が気になる事はありませんでした。
ただ、ACアダプタがコンピュータの電源を切っている状態でも約10W程度消費しているようです。
稼働時に26W程度の電気を利用しているのですが、これじゃ省エネ気分も少し薄れてしまい、なんなら24時間電源付けておこうか。なんて思う方も出てくるかもしれません。
省エネ派なら、スイッチ付きの電源タップを買っておいて、電源を切った後にこまめに切った方が良いと思います。
今回インストールしたOSはWindows7 Ultimate x64、自作では初のSSD搭載機になりました。
搭載したSSDについて
OSをインストールした当初、マザーボード上のBIOSをデフォルト値のままセットアップした影響で、SSDの動作がIDEになっていたようです。
インターネット上で調べてみると、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\msahci]の[Start]の値を3から0に変更してからBIOS上の動作モードをAHCIに変更出来るとのことだったので、変更してみたところ、かなりSSDの動作速度が改善しました。
今まで速度の速いSSD使ったこと無かったのですが、CPUがボトルネックになってるんだな。と体感出来るくらいにファイルアクセスは速いです。
レジストリ値の変更はregeditコマンドからでも変更出来ますし、以下の文字列をテキストファイルに保存し、拡張子を.regに変更した後に実行しても変更することが出来ます。
今回買ったSSDは、以下のIntel 510 Series SSDSC2MH120A2K5という機種です。
少し前であれば、この速度はRAID10構成で何本もSASのHDDを利用する必要がありましたが、技術の進歩って改めて凄いです。
E-350ベンチマーク値について
今回利用したCPUのベンチマーク値についてです。
値を参照したのはcpubenchmark.netの以下のURLになります。
現行のCPUと比較すると、明らかに遅いです。単純にこのサイトで確認出来る値だけ見ると、Intel Core i5-2500Kの10倍遅いです。
ただ、実際に利用してみると、DVDも動画再生支援のおかげかかなりスムーズに閲覧することが出来ますし、WEBブラウジングに関しても、わずかにカクカク感はありますが、SSDの恩恵もあってか全く不便には感じません。
この構成はおすすめ出来ます。