Microsoft Virtual Server 2005 R2 SP1 日本語版リリース

いやいや、ベータ版の試用期限が切れて一週間くらいが経つくらいですが、ちょうどMicrosoft Virtual Server 2005 R2 SP1 日本語版がリリースされたようです。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=bc49c7c8-4840-4e67-8dc4-1e6e218acce4

今回の更新点は以下の通りです。結構更新点ありますね。ただし64BitOSを仮想マシンとして稼働させる事は出来ません。

新しい機能
・ハードウェア補助仮想化テクノロジのサポート
・x64 ベース ホストでの 64 を超えるバーチャル マシンのサポート
・VHD Mount コマンド ライン ツールおよび API
・ボリューム シャドウ コピー サービスとの相互運用性
・ゲストおよびホスト オペレーティング システムの追加サポート
・Active Directory サービス接続ポイントを使用したサービスの公開
・ホストのクラスタ化に関するホワイト ペーパー
・Linux ゲスト用のバーチャル SCSI の修正
・容量可変の拡張バーチャル ハード ディスクの既定サイズの増大
・VMRC ActiveX コントロールと Internet Explorer のセキュリティ ゾーン
・ビデオを全画面表示モードに拡張できる新しいVMRCクライアント オプション
・IVMGuestOS::Get_OSNameプロパティで返されるOS情報の拡張

新しいゲスト オペレーティング システムのサポート
・Windows Vista Ultimate (実運用以外の場合のみ)
・Windows Vista Business (実運用以外の場合のみ)
・Windows Vista Enterprise (実運用以外の場合のみ)
・Windows ServerR コード名 "Longhorn" Beta 3 (実運用以外の場合のみ)
・MicrosoftR Windows ServerR 2003,Standard Edition with Service Pack 2
・MicrosoftR Windows ServerR 2003,Enterprise Edition with Service Pack 2
・MicrosoftR Windows ServerR 2003,Web Edition with Service Pack 2
・OS/2 4.5
・Red Hat Enterprise Linux 2.1 (update 7)
[dec]・Red Hat Enterprise Linux 3.0 (update 8)[/dec] ・Red Hat Enterprise Linux 4.0 (update 4)
・SuSE Linux Enterprise Server 9.0
・SuSE Linux Enterprise Server 10.0
・Solaris 10
・Red Hat Linux 9.0
・SuSE Linux 9.3
・SuSE Linux 10.0
・SuSE Linux 10.1
・SuSE Linux 10.2

インストールしてみる
001.jpg
既にVirtual Serverがインストールされている環境の場合でも、アップグレードインストールが可能です。

003.jpg
既存のMicrosoft Virtual Server 2005 R2からとりあえず仮想サーバを全てシャットダウンして、Virtual Serverのサービスを切ってアップデートしてみるとすんなりアップデート出来ました。

バーチャル マシン追加機能は最新ではありません
005.jpg
Virtual Server上の”最近のイベント”を見てみると

" " のバーチャル マシン追加機能は最新ではありません。バーチャル マシン追加機能を最新バージョンへ更新してください。

という警告が出ていました。バーチャル マシン追加機能もベータ版の時と比べてアップデートされたようですね。というわけでさっそくこいつもアップデートしてみます。

"構成の編集"→"バーチャル マシン追加機能"→"バーチャル マシン追加機能のインストール"

にチェックを入れて仮想サーバにアクセスすればインストーラが起動します。一度ここで再起動を求められますので軽く注意してください。

バージョンアップ後”バーチャル マシン追加機能”のバージョンは13.715→13.813になっていました。

とりあえず前回泣く泣くIntel VTを手放した僕としまして、SP1の正式版がリリースされたのはすごくうれしいです。やっぱりIntel VTに対応してるとパフォーマンス良いです。
VMwareっていう選択肢ももちろんあるんだけど、ESXを使わないのであればVirtual Serverで今のところ事足りると思うのですが、これはやはりWindows使いだからなんでしょうかね。

なにはともあれ、SP1が正式にリリースされたのでこの機会に是非使ってみて仮想サーバの便利さを体験してみるのも良いと思います。なにより無償ですしね。

参考
Microsoft Virtual Server 2005 R2 SP1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です