今まで無償のアンチウイルスアプリケーションと言ったら、個人的には何といってもAvira AntiVirだったのですが、一か月ほど前にMicrosoftがMicrosoft Security Essentialsを無償公開した事で、さらに無償で利用出来るアンチウイルスアプリケーションに選択肢が増えました。
対応OSはWindows XP、Windows Vista/7で、Windows 7に搭載されているWindows XPモードでも動作するようで、そういった意味では十分に利用価値はあるかなと思っています。
無料のアンチウイルスって、実際問題どうなんだろう?と自分も考える事があるのですが、以下の記事によると、ウイルス検出率98%、スパイウェア検出率90.95%と、なかなか高い検出率だなと思えます。
AV-Test.orgが「Microsoft Security Essentials」の性能テストを実施
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/story/0,3800083088,20401003,00.htm
個人的に有償のアンチウイルスアプリケーションであっても、絶対に感染しないわけじゃないですし、万が一感染した場合でも、それによって補償金が貰えるわけでも何でも無いので、自宅利用のアンチウイルスアプリケーションは無償で十分だと考えています。
無償アンチウイルスアプリケーションの考え方として、以下の記事もなかなかおもしろく読めました。
無償アンチウイルスソフトは、誤った安全の感覚を与えるか
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/story/0,3800083088,20396943,00.htm
過去にVirusTotalを使って、複数のアンチウイルスエンジンで一括スキャンするという記事を書いた事があるのですが、こういったサービスすら、ウイルス作成者は、ばら撒く前に検出されるかどうかを確かめる手段として利用するんだな。とある意味関心させられてしまいました。
丁度手元にあったEeePCのOSをWindows 7にしてみたので、しばらくはこのノートパソコンにMicrosoft Security Essentialsをインストールして利用してみたいと思います。
microsoft security essentials
http://www.microsoft.com/Security_essentials/?mkt=ja-jp