共有フォルダを開いているのは誰かコマンドで確認する方法

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いやいや、今までopenfilesなんていうコマンドがあった事に気付きませんでした。
openfilesを利用するとネットワーク越しに誰がどのファイルにアクセスしているか一覧を取得する事が出来ます。

また、一覧を取得するだけではなく、切断する事も可能です。
DFSレプリケーションを行っていると、稀にユーザがファイルをロックしたままでレプリケーションに失敗する事がありますので、そんな場合に便利かもしれません。
無論、ファイルは保存されずに閉じてしまうでしょうけれども。

開いている共有ファイル一覧を取得する

OPENFILES /Query
OPENFILES /Query [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]]
                 [/FO 形式] [/NH] [/V]

説明:
    リモートから開かれたシステム上のファイルとフォルダの一覧を
    表示できるようにします。

パラメータの一覧:
    /S      システム             接続先のリモート システムを指定します。

    /U      [ドメイン\]ユーザー  コマンドを実行するユーザー コンテキスト
                                 を指定します。

    /P      [パスワード]         与えられたユーザー コンテキストのパスワードを
                                 指定します。

    /FO     形式                 出力を表示する形式を指定します。
                                 有効な値: &quot;TABLE&quot;、&quot;LIST&quot;、&quot;CSV&quot;

    /NH                          &quot;カラム ヘッダー&quot; を表示しない
                                 ように指定します。
                                 TABLE と CSV 形式でのみ有効です。

    /V                           詳細な出力で表示するように指定します。

    /?                           このヘルプのメッセージを表示します。

例:
   OPENFILES /Query /?
   OPENFILES /Query
   OPENFILES /Query /FO csv /NH
   OPENFILES /Query /FO LIST /V
   OPENFILES /Query /S システム /U ユーザー名 /P パスワード /NH 



開いている共有ファイルを全て切断する

OPENFILES /Disconnect /O *
OPENFILES /Disconnect [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]]
                      {[/ID id] [/A アクセス] [/O オープンモード]}
                      [/OP 開いているファイル]

説明:
    共有フォルダをとおしてリモートで開かれたファイルとフォルダを
    管理者が切断できるようにします。

パラメータの一覧:
    /S     システム             接続先のリモート システムを指定します。

    /U     [ドメイン\]ユーザー  コマンドを実行するユーザー コンテキスト
                                を指定します。

    /P     [パスワード]         与えられたユーザー コンテキストのパスワードを
                                指定します。

    /ID    id                   ファイルの ID で開いているファイルの切断を
                                指定します。
                                &quot;*&quot; ワイルドカードを使用できます。

    /A     アクセス             &quot;アクセス&quot; 値で開いているファイルをす
                                べて切断するように指定します。
                                &quot;*&quot; ワイルドカードを使用できます。

    /O     オープンモード       &quot;オープンモード&quot; 値で開いているファイルを
                                すべて切断するように指定します。有効な値は 
                                Read、Write、Read/Write です。
                                &quot;*&quot; ワイルドカードを使用できます。

    /OP    開いているファイル   特定の &quot;開いているファイル&quot; 名で作成された
                                開いているファイル接続をすべて切断するよう
                                に指定します。&quot;*&quot; ワイルドカードを使用できます。
    /?                          このヘルプのメッセージを表示します。

例:
    OPENFILES /Disconnect /?
    OPENFILES /Disconnect /ID 1
    OPENFILES /Disconnect /A  ユーザー名
    OPENFILES /Disconnect /O Read/Write
    OPENFILES /Disconnect /OP &quot;c:\My Documents\somedoc.doc&quot; /ID 234
    OPENFILES /Disconnect /S システム  /U ユーザー名 /ID 5
    OPENFILES /Disconnect /S システム  /U ユーザー名 /P パスワード /ID *



OPENFILESのヘルプ

OPENFILES /parameter [引数]

説明:
    システム上の開いているファイルとフォルダを管理者が
    切断できるようにします。

パラメータの一覧:
    /Disconnect    1 つ以上の開いているファイルを切断します。

    /Query         ローカルまたは共有フォルダで開いているファイルを表示します。

    /Local         ローカルで開いているファイルの表示を有効/無効にします。
                   注意: このフラグを有効にすると、パフォーマンスに負荷が
                   かかります。

例:
    OPENFILES /Disconnect /?
    OPENFILES /Query /?
    OPENFILES /Local /?

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