※Microsoft iSCSI Targetは2011年4月4日から無償利用できるようになりました。
正式にサポートするOSは「Windows Server 2008 R2 Standard、EnterpriseとDatacenter」との事です。本番環境での利用を行った際も、サポートが付くとの事で、安心して利用する事が出来ますね。
iSCSI Target自体、自分自身あまり利用する機会はなかったのですが、とりあえず動作検証から始めてみたいと思います。Hyper-V用の共有ストレージとしてWindows Serverが利用できるようになると管理面は自分としてはかなり楽になるかなと思っています。
iSCSI Software Target 3.2をWindows Server 2008で利用する
Windows Storage Server 2008にはiSCSIターゲット用のアプリケーションが標準で付属されています。元々WinTargetっていうString Bean Softwareという会社のアプリケーションだったのですが、これがMicrosoftに買収されまして、現在では、Windows Storage Server系のOSのコンポーネントとなっています。
このiSCSIターゲット、実はコンポーネントさえ手に入れてしまえば、無理やりではありますがWSIファイルをOrcaで編集する事でWindows Server 2008にもインストールする事は可能です。
例えば、上の画像はMSIがWindows Storage Server のみでインストール出来ますよ。という部分がどこなのかを示すものです。
仮想DISK自体はVHDファイルで構成されるので、非常に使いやすいです。
ちなみに怪しい入手経路でもMicrosoft iSCSI Software Target 3.2は入手可能ですが、検証にリスクも何なので、MSDNサブスクリプションからダウンロードした方が良いと思います。
・・・そもそもMSDNサブスクライバがあれば、Windows Storage Server 2008もダウンロードして利用出来るわけなんですけども。