ファイル属性をコマンドラインで変更する方法

保存しておいたはずのフォルダがいつの間にか無くなっているな・・・と思っていたら、いつの間にかそのフォルダがシステム属性になって非表示になっていました。

システムフォルダってどうやって解除するんだったかパッと思い出せなかったのでメモしておきます。

属性の確認

現在付与されている属性を確認する場合には、以下のようにコマンドプロンプトにタイプします。

attrib <対象ディレクトリまたはフォルダ名>

パスと一緒に帰ってくるアルファベットはそれぞれ以下の意味を持ちます。

R 読み取り専用属性
A アーカイブ属性
S システム属性
H 隠しファイル属性

例えばSystem Volume Informationを確認してみた場合に表示されるSHはシステム属性で隠しファイル属性が付与されているという意味です。

さらに+と-はそれぞれ付与、解除を表します。

属性の付与

対象ディレクトリまたはフォルダにシステム属性と隠しファイル属性を付与する場合には、以下のようにタイプします。

attrib <対象ディレクトリまたはフォルダ名> +s +h

属性の解除

対象ディレクトリまたはフォルダからシステム属性と隠しファイル属性を削除する場合には、以下のようにタイプします。

attrib <対象ディレクトリまたはフォルダ名> -s -h

ATTRIBのヘルプ

以下、Windows Server 2008のATTRIBヘルプです。

ファイル属性を表示または変更します。

ATTRIB [+R | -R] [+A | -A ] [+S | -S] [+H | -H] [+I | -I] 
       [ドライブ:][パス][ファイル名] [/S [/D] [/L]]

  +   属性を設定します。
  -   属性を解除します。
  R   読み取り専用属性。
  A   アーカイブ属性。
  S   システム ファイル属性。
  H   隠しファイル属性。
  I   非インデックス対象ファイル属性。
  [ドライブ:][パス][ファイル名]
      attrib で処理するファイルを指定します。
  /S  現在のフォルダとすべてのサブフォルダの一致するファイルを
      処理します。
  /D  フォルダも処理します。
  /L  Symbolic Link のターゲットに対する Symbolic Link
      の属性で動作します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です