フォーマットとクイックフォーマットの違い@HDD

データ領域が足りないな~と思っていて、で丁度3連休じゃないですか。前回余っているHDD(実は4台余ってるんですが)の一台を倉庫代わりに使おうと思ってメインで使っているパソコンに繋いでフォーマットしてみました。

001.png
で、HDDをフォーマットしていてふと、フォーマットとクイックフォーマットって何が違うんだろうな。と思ったわけです。

僕の中ではただ漠然と

フォーマット=フォーマット時間が長い
クイックフォーマット=フォーマット時間が短い

としか思っていなかったんだけど、やっぱり他にも違いはあったみたい。

フォーマットとクイックフォーマットの違い
とりあえずクイックフォーマットを使うときはどんな時かMicrosoftのTechNetで調べてみました。

Windows XP Professionalセットアップでクイックフォーマットが選択可能
セットアップ中にクイックフォーマットを選択して、ボリュームのフォーマットにかかる時間を短縮できるようになった。ただし、ボリュームがフォーマット済みで、ディスクに破損がないことが確認されている必要がある。
ファイルシステムの新機能より転載

この言葉から

ボリュームが未フォーマットで、ディスクに破損がある場合にはクイックフォーマットは使えない

という事にも取れそうです。

次にコマンドシェルのFormatコマンドのリファレンスを調べてみました。

Format
Windowsファイルを使えるように、指定したボリュームのディスクをフォーマットします。

/q
クイック フォーマットを実行します。以前にフォーマット済みのボリュームのファイル テーブルとルート ディレクトリが削除されますが、不良領域のセクタごとのスキャンは実行されません。/q コマンド ライン オプションを使う場合は、以前にフォーマット済みのボリュームで、不良領域のないボリュームのみをフォーマットします。

まあ、こう書いてあるという事は世の中では

フォーマットを行う事によって不良領域のセクタごとのスキャンが実行されるのは当たり前

という事なんだろうか。これまでの事をまとめると

1.使い回しのHDDに関してはクイックフォーマットは使わない
2.クイックフォーマットを行ったHDDも心配ならチェックディスクを行う

という事が言えそうです。とはいうものの、チェックディスクは定期的に行った方がいいかもしれません。

チェックディスクの使い方

1.[マイコンピュータ]をダブルクリックし、チェックするローカルディスクを右クリック。
2.[プロパティ]をクリックし、[ツール]をクリック。
3.[エラーチェック]の下にある、[チェックする...]をクリック。
4.[チェックディスクのオプション]の下にある、[不良なセクタをスキャンし、回復する]チェックボックスを選択。
5.[開始]をクリック。

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