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Search Server 2008は既定で様々なのコンテンツのインデックスが可能ですが、2007 Office system コンバータ: Microsoft フィルタ パックを導入すると、さらに色々な拡張子のファイルをインデックスする事が出来るようになります。
今回は2007 Office system コンバータ: Microsoft フィルタ パックの導入方法について記載しました。
初めインストールして完了かと思っていたのですが、PDF用iFilterを適用した時と同じく、レジストリ値の追加が必要になります。
ちなみにこのフィルタパックで追加される拡張子はそれぞれ以下のアプリケーションで利用出来ます。
・2007 Microsoft Office system (.docx, .docm, .pptx, .pptm, .xlsx, .xlsm, .xlsb)
・ZIPアーカイブ (.zip)
・Microsoft Office OneNote (.one)
・Microsoft Office Visio (.vdx, .vsd, .vss, .vst, .vdx, .vsx, .vtx)
Microsoftフィルタパックのダウンロード
以下のサイトから、2007 Office system コンバータ: Microsoft フィルタ パックをダウンロードします。
対象は32bitOS用、64bitOS用と分かれていますので、それぞれ必要な方を選択します。
ダウンロードの詳細 : Microsoft フィルタ パック
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=60c92a37-719c-4077-b5c6-cac34f4227cc&displaylang=ja
このフィルタ パックには、以下の16ファイルに対応したIFilterが含まれています。
.docx、.docm、.pptx、.pptm、.xlsx、.xlsm、.xlsb、.zip、.one、.vdx、.vsd、.vss、.vst、.vdx、.vsx、.vtx
これらの中には既定でSearch Server 2008に含まれている拡張子もあるのですが、実は拡張子が設定されているだけでiFilterは追加されていません。
Microsoftフィルタパックを導入する事により、これらのファイルの中身に関してもクロールする事が可能になります。
Microsoftフィルタパックのインストール
“次へ”を選択します。
同意して、”次へ”を選択します。
“OK”を選択します。これでインストールは完了です。
ファイルタイプの追加
[Search Server 2008の管理画面]にアクセスし、[ファイルの種類の管理]から、[新しいファイルの種類]を開きます。クロール中 > ファイルの種類 > 新しいファイルの種類
ファイル名拡張子の項目に以下の3種類の拡張子を登録します。
登録する際に、ピリオドは必要ありません。
xlsb、zip、one
レジストリ値の追加
レジストリエディタを開き、以下のキーを参照します。
メニューを表示し、キーを新規作成して、以下の拡張子のキーを作成します。
.zip、.one、.vsd、.vss、.vst、.vdx、.vsx、.vtx
各値には、以下の文字列がそれぞれデータとして入ります。
例えば”.zip”であれば、データは”{20E823C2-62F3-4638-96BD-90F4F6784EBC}”が入ります。
また、全ての値は既定で登録されているREG_SZ(文字列値)で問題無いようです。
最後にコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力して、Search Server 2008を再起動します。
検索結果の確認
ここまでの設定が上手くいっていれば、新たに今回追加したファイル内容に関するインデックスが作成されます。
設定が上手く検索結果に反映されない場合の対処法
ここまで設定をおこなったにも関わらず、検索結果に上記拡張子のインデックスが上手く表示されない場合には、[Search Server 2008の管理画面]から[クロールされたすべてのコンテンツをリセットする]を実行し、再度フルクロールを行ってみてください。
参考URL
How to register Microsoft Filter Pack with SharePoint Server 2007 and with Search Server 2008
http://support.microsoft.com/kb/946336/en-us
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