Hyper-Vに関するメモ

MicrosoftのWindows Server 2008から搭載されるHyper-Vっていう機能があって、こいつはVirtualServer2005の後継にあたります。
実は正式リリースは2008年8月からで、おそらくTechED2008でアナウンスがあるんじゃないかな、なんて思ってます。今年もTechED2008行けると良いな・・・。

僕は逃げ腰なので実際にHyper-Vを操作してみるのは正式リリースが終わった後にしようかな、なんて思ってるんですが、気になる技術ではあるのでその辺を使う前にメモしてみました。
正式リリースされた後にでも、多少の話題にはついていけるようにしたいですからね。

Hyper-V: Windows Server 2008 の主要機能

詳細についてはMSのサイト参照。って感じなのですが、こちらでも若干まとめてみました。
Hyper-VってのはOSの仮想化を行うためのアプリケーションです。かなり昔からエミュレータってありますよね、ファミコンやらネオジオがパソコン上で動くアレです。一言で言えば、OS上でOSを複数起動させるアプリケーションがHyper-Vになります。
競合製品もVMwareのESXサーバ、CitrixのXen、Sun MicrosystemsのSun xVM VirtualBox…とかなりたくさん存在します。今流行りのナウでヤングな技術というわけです。

検証用に簡単に導入可能な物から、ミッションクリティカルな業務に利用出来るものまで様々ですが、個人的な意見としてはやはりWindowsOSメインの環境で使うのであればVirtual ServerやHyper-Vが強いと思います。
良い感じにActive Directoryでの囲い込みに成功してるんじゃないかと思っています。

また、Hyper-VはMicrosoft Hyper-V Serverという名前で単体提供も行われるようです。
VMwareのESXサーバに近い提供方法ですね。

それではHyper-Vでサポートされる機能を従来製品であるVirtual Serverと比較する形でご紹介します。

■ホストOS
Hyper-Vが稼働するためには64bit版のWindows Server 2008とIntel VTもしくはAMD-Vに対応するハードウェアが必要になります。Virtual Serverは32bit版のWindows XP、Windows Server 2003、Windows Server 2008でも稼働させる事が出来ました。

■マルチプロセッサ(SMP)のサポート
Hyper-Vは最大4つのCPUを割り当てる事が出来ます。このため、Virtual Serverで推奨されていなかったマルチプロセッサに最適化されたアプリケーションの実行が出来るようになります。Virtual Serverはマルチプロセッサに対応していません。

■スナップショットのサポート
Hyper-Vはボリュームシャドウコピーによる実行中の仮想マシンのスナップショットがサポートされました。これによってバックアップの手間が随分と楽になるのではないかと思います。Virtual Serverは復元ディスクというロールバックのポイントを一か所作成出来る機能しかありません。

■サポートメモリの増大
Hyper-Vは仮想マシンごとに最大64GBのメモリを割り当てることが出来ます。Virtual Serverは3.7GBまでのメモリを割り当てることが出来ました。

■バーチャルマシン追加機能
Virtual Server上で稼働するゲストOSに必要だったVirtual Machine Additionsにかわり、Hyper-VではIntegration Servicesというアドインをインストールします。

■USBデバイスのサポート
これについてはHyper-VもVirtual Serverも対応していません。

Hyper-Vに関して、他社競合製品との競争で検証・動作確認レベルの仮想OS環境から、業務の中心で稼働させる事が可能な機能を盛り込んだ製品となっている印象を受けました。動作条件の64bit版Windows Server 2008というのは現時点で自宅サーバ管理人には少し敷居が高い話かもしれませんが、これから新規に導入するサーバであれば気にならない程度だと思います。
また、ゲストOSの64bit対応や、スナップショット機能も個人的に物凄くありがたい機能です。

正式リリースまで待ち遠しいですが、そのうちpnpk.netでも動作について何か記載できるようになれれば良いかな。なんて思っています。

最後に関連した情報の参考URLを記載しておきます。Intel VT、AMD-Vが実際何をやってくれてるのか?や、Hyper-Vに関する詳細が記載されていましたので、読むだけできっと知識になります。

参考URL

CPUの仮想化サポート技術は一体何をサポートしているのか

次世代仮想化プラットフォーム「Hyper-V」研究

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