FunTwist Cinema 352を買ってみました。

台湾のFunTwistというメーカのCinema 352という名前のマルチメディアプレーヤを買ってみましたので、その使い勝手などを書いてみようと思います。

主にテレビに接続してパソコン用の動画を再生するための機械です。

かなり軽くて、持つとおもちゃみたいですけど、機能的には結構便利なリモコンと電池付きですがHDMIケーブルを利用する場合には別途購入する必要があります。
また、動作はサクサクとまではいかないですが、極端にもっさりとすることもなく、動画に関してもプレビュー画面があったりして個人的には値段の割にかなり高性能な部類じゃないかと思いました。

外部接続端子について

HDMI接続に対応しているので、個人的にはかなり綺麗に再生出来るものなのだと感心しました。また、自分は使っていないですが、コンポーネント端子も付いているので、少し古めのテレビでも利用する事は出来そうです。

また、LANポートも装備しているので、ネットワークに参加させることもできます。
DHCPクライアントとしても動作するので、家庭用ルータが設置してある環境であれば、LANケーブルをさすだけで設定もかなり楽に出来ます。

対応フォーマットについて

Cinema 352に限ったことではありませんが、最近のマルチメディアプレーヤは本当に再生対応フォーマットが多くて便利です。

使い方はともかくとして、MPEG1に始まり、DVDのISOイメージやMP4ファイル、Divx、Xvid、FLVとほぼ自宅にあるデータ形式に関しては問題無く再生できます。
※自分は動作未確認なのですが、ブルーレイ用のISOイメージも再生できるようです。

データ保存領域について

上記は筐体を開けた状態です。
このスペースに、データを保存しておくストレージとしてSATA接続のHDDが利用出来ます。スペックシート上は2TBまでのHDDをサポートしているようです。
未フォーマットのHDDを本体に接続して電源を入れると、自動的にフォーマットも行ってくれるようですが、自分の場合は1.5TBのHDDを予めWindows XP上でNTFSフォーマットしました。

また、ストリーミング再生にも対応してるので、パソコンのデータを直接Cinema 352で利用する事も出来ます。なので、この利用用途だけであれば、HDD内蔵することなく動作させることが出来ます。

データの受け渡しについて

本体側の設定でSambaを有効にすることでUNCパスを利用した本体へのアクセスが可能になります。これを利用してファイルを転送すればCinema 352にデータを共有フォルダとしてコピーすることが出来ます。
・・・が、この機能、自分が操作した範囲ではなかなか不安定です。
実際にUNCパス越しにCinema 352にエクスプローラでアクセスしてみると、参照は出来るのですが、データのコピーを実行しようとすると失敗してしまうことがあります。
数十MB程度のデータなら問題無いのですが、DVDイメージ等データ容量の大きいものをコピーしようとすると、コピー出来ません。
データコピーをパソコンからではなく、Cinema 352から行った場合には、コピーすることが出来ます。
ただ、この場合は困ったことにコピー中、平行してデータ再生が出来ないので、気軽にデータバックグラウンドでコピーしながら映像再生して待っている。という事は出来ないようです。

そもそも別途NAS等でファイルサーバを構築している場合には、そちらを参照して直接データを再生することも出来るので、この辺は非常によく出来ていると感じました。
試してみたところ、ドメインに所属した状態のWindows Server 2008のファイル共有にログインしてデータを再生させることが出来ました。

その他の機能

意図しているのかよくわかりませんが、Telnet経由でroot、パスワード無しで本体にログインして直接データを編集することもできます。

搭載されているOSはLinux version 2.6.12.6-VENUS (root@localhost.localdomain) (gcc version 3.4.4 mipssde-6.03.00-20051020) で、BusyBox v1.1.3がインストールされているようです。

また、以下のコマンドでアカウントの情報を確認してみたところ、パスワードが設定されていないアカウントがそもそもいくつかあるようです。

/ # cat /etc/passwd
root::0:0:root::/bin/sh
daemon:x:1:1:daemon:/usr/sbin:/bin/sh
bin:x:2:2:bin:/bin:/bin/sh
sys:x:3:3:sys:/dev:/bin/sh
sync:x:4:100:sync:/bin:/bin/sync
mail:x:8:8:mail:/var/spool/mail:/bin/sh
proxy:x:13:13:proxy:/bin:/bin/sh
www-data:x:0:0:www-data:/var/www:/bin/sh
backup:x:34:34:backup:/var/backups:/bin/sh
operator:x:37:37:Operator:/var:/bin/sh
sshd:x:103:99:Operator:/var:/bin/sh
nobody::99:99:nobody:/:/bin/sh
default::1000:1000:Default non-root user:/:/bin/sh

パスワードを有効にすることもおそらく可能だとは思いますが、パスワードを有効にしてしまうと動作しなくなるアプリケーションももしかするとあるかもしれないので、今回変更はしていません。

そもそも機器に直接アクセスしてデータの書き換えも簡単に出来てしまうので、自宅以外で利用する用途には向いていないと思います。

また、HDDのパスは以下のようになっていました。

/tmp/hdd/volumes/HDD1

最近販売されているマルチメディアプレーヤは正直これしか使ったことが無いので比較がそもそも出来ないのですが、実売価格1万円ちょっとでここまで出来ると思うと、もちろん利用用途が重要ですが、買う価値はあるのかなと思いました。

ただ、当然かもしれませんが、無線LAN経由でネットワークに接続する場合には、最近のIEEE802.11nに対応したものでなければストリーミング再生は転送速度的には少し厳しいかもしれません。

DVDのISOを再生した際には、IEEE802.11gだとたまにカクカクする場所がいくつかありました。

以下の無線LAN対応のLAN端子用無線子機なら問題無くネットワーク経由で再生できると思います。
既に2台持ってますが、ものすごく安定して動作しています。

無線LAN機器については以下のページに買った時の記録があるので、興味あればどうぞ。

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1 COMMENT

gao2

TEC TMP-301K買ってフタあけました。
部品配置が違いますが、同じ設計のようです。
telnetでログイン(考えることはみんな同じなんですね?)
できたのも、VENUSというホスト名も同じです。

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