Adobe FlashやAdobe Readerをタスクスケジューラから自動でアップデートするスクリプト

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最近Gumblarが流行っているので、会社で手軽に使えるAdobeアプリケーションのアップデートスクリプトを作ってみました。管理者権限のあるアカウントでログインし、以下のようなコマンドを利用してタスクスケジューラに登録して使ってください。
タスクスケジューラ経由でバックグラウンドにアップグレードを実行するため、コンピュータ利用者には管理者権限を付与する必要はありませんし、ログインする必要も特にありません。

Windows XP(32bit)でのみ動作確認しています。

このスクリプトはそれぞれのコンピュータ上で実行する必要があります。手っ取り早く登録する場合には、コマンドラインからタスクスケジューラに登録するのが便利です。

例えば以下の場合ですと、任意のコンピュータが20分間アイドルだった場合、”hotfix.bat”を実行するタスクを登録出来ます。 には、タスクを登録したいコンピュータ名を入れてください。

アップデートファイルはインターネット側からではなく、ローカルやファイルサーバ上の適当な場所に置いてください。

最新のパッチがリリースされたら、[strLatestVersion]という部分を最新版に書き変えて、[strExecute]の実行ファイルを変更する事で、Adobe Reader9のうちはこのまま利用出来るはずです。



実行するためのBATファイルは、以下のように記載すればOKです。

インストールされているアプリケーション名は、コンピュータのレジストリ値から取得します。毎度のことですが、最低限の動作確認は行っていますが、動作に責任は持ちません。使いやすく適当に編集して使ってください。

また、実行の結果はイベントログから確認出来ます。

インターネット上から最新版を取得した方が楽かとも思ったのですが、インターネットへのトラフィックも増えてしまいますし、ある程度の手動管理も必要かなと。

このスクリプトは、細かく言うと、インストーラの配置場所の権限設定を誤るとセキュリティ的に非常にリスクです。
また、コンピュータ自身がデータにアクセスする事になるので、ドメイン環境であればアクセス権限に”Domain Computers”読み取りの属性を付与してください。

利用者にスクリプトの内容を見せない場合には、管理用の権限+Domain Computers程度のアクセス権限で十分だと思います。

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