Windows Server 2012を利用した新しいアクセス制御ポリシー

少し前の話題になってしまいますが、Windows Server 2012の新機能について調べていたらTech Net上にてファイルサーバ用途に便利に使えそうな機能を詳しく説明しているビデオがあったのでこちらを紹介。

Windows の新しいアクセス制御ポリシー ~随意アクセス制御と強制アクセス制御の比較~

Windows Server 2012からフォルダアクセス権限に利用するグループを単一ではなく、Aグループに所属して、かつBグループに所属している場合にアクセス許可をする。という設定やら、アクセス権限を集約させてグループポリシーで設定を配布出来る機能やら、いろいろ便利そうな機能が追加されているようです。

・・・が、ビデオのまとめページを見る限りでは、「適切な管理がそもそも出来ていない組織には不用意に適用するべきでは無い」との、まあなんとも言えない正直なまとめが記載されています。

この模様はWindows Server 2012 Community Daysというイベントで開催されたものらしく、近く10月6日にも開催されるようですので、興味ありな方は参加してみるのも良いかもしれません。

第 3 回 Windows Server 2012 Community Day 開催概要

その他Windows Server 2012で実装されたデータ重複除去機能や新しいファイルシステムのReFS等についての説明と資料も以下のURLから参照出来ます。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/windowsserver/jj200202

正直この辺は読んでおいて損は無いと思うので、まだ読んでいなければ是非見てみてください。

実機についてはまだ触れていないので安定性やパフォーマンスに関してはなんとも言えない部分は多々ありますが、最近流行のインテリジェントなストレージが実装しているほとんどの機能をOSが標準でサポートするのはそれらのストレージ製品の導入を検討している場合にも価格交渉等の際にも有効活用出来そうです。

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