仮想デスクトップ利用時のライセンス形態

Windows Vista Enterprise Centralized Desktop (VECD) っていうライセンスがあって、これらにはさらに以下の2種類のライセンス形態があります。

・Windows VECD for SA
・Windows VECD

Windows VECD for SAは、仮想デスクトップ利用者がWindows XPやWindows Vistaを利用していて、さらにソフトウェエアアシュアランスを契約している場合に適用出来るライセンスで、Windows VECDはWindows XP Embeddedやモバイル用のWindows CE、LinuxOSを実施している場合のライセンスとなるようです。

物理PCにプリインストールされたOSがOEMの場合、90日以内にOSのSAを購入して、さらにWindows VECD for SAを購入してください。って事でしょうか。

Windows OSのSAを購入している企業って実際そんなにたくさん無いのでは・・・なんて思っているのですがどうなんでしょうかね。
まあ、ライセンス形態を見る限り、Windows VECDはWindows XP Embedded、LinuxOS等以外のOEM向けWindows OSにも適用出来るようなので、Windows VECDを利用して仮想デスクトップ環境を揃えるのが現実的かもしれません。
あまりにライセンス料金が発生したり、手続きや計算が面倒なのであれば、パッケージ版のOSを買って仮想デスクトップ環境を作ってしまいそうです。

そろそろ自分もライセンス形態について改めて覚えないと、分からなくなりそうです。

以下の参考リンクから、仮想デスクトップ利用時のライセンス形態を含めた、Windows Server 2008時代のライセンス形態について詳しく記載されてるので、一度見ておいた方がいいと思います。

個人的にはOEMライセンスであってもクライアントPCが何らかの形で利用可能なライセンスを保持していればサーバから全て実行可能。という風にしてくれるとありがたいんですけどね。

参考URL

Windows Vista Enterprise Centralized Desktop (VECD) のライセンス Microsoft Virtualization

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